意外とうまくいく?“交際0日婚”を選んだワケ【後編】
交際0日婚をした知人に聞く、交際0日婚に至るまでの過程を前編ではお届けしました。後編では、知人から夫婦になり夫婦がどのようにして夫婦らしさを手に入れたのか、さまざまなチャレンジを経た二人の苦労をご紹介します!
シングルではなくダブルベッド
最初に直面したのは寝室問題。同じ部屋で寝るだけでは、夫婦になるためのハードルとして低いと感じた知人。思い切って同じベッドで寝ようと提案したそうです。
最初は緊張感があったものの、だんだんと一緒に寝ることに慣れてきたようで、寝ながら話をして寝落ちをするというのが日課になっていったそう。少しずつ一緒に暮らすことへの慣れと、夫婦らしさの手ごたえを感じてうれしくなったと語っていました。
お遊び感覚でキスをするようになった
夫婦の営みに関しては、一番時間がかかったようです。顔が近くなると笑ってしまいキスもできなかった二人。
しかし、そういう雰囲気にならないなら無理にしなくてもいい、ということになり、お遊び感覚で短いキスをするようになったんだとか。少しずつ二人の距離を縮めていき、自然と夫婦の営みもクリアできたんだそうです。そう簡単に友人という意識がなかなか抜けないのですね。
交際0日婚をするメリットは?
「好きだから結婚をしたというよりは、人として合うから結婚を選んだ」と言う知人。恋をして結婚をするのは理想の形だったそうですが、交際を経て結婚しなければいけないというルールはありません。
お互いに30歳を超えていて子どもも欲しかったので、付き合う期間を設けなかったことで夫婦の時間を長く得られたことは、メリットだったようです。
人として尊敬できるから結婚を選んだ
お互いのことをよくわかっているから結婚しようと思えて、さらに人として尊敬できたからこそ結婚にも踏み切れた様子。「恋ではなくても愛情はあったし、この人を大事にしていきたいという思いは最初からあった」とのこと。
二人は互いを高め合うためのよきパートナーとして一緒になったんだという、その強い気持ちがとても眩しく、ステキな夫婦だなと改めて感じることができました。
人として愛せることを基準に選んだ相手
長い期間友人でいられるのは、人として愛せる部分が多いからこそ。恋心はいつなくなるかわからないですが、人として愛する気持ちはなかなか消えるものではありません。
「一生一緒にいても苦じゃない」と思えるかどうかを基準に結婚相手を選ぶことは大切ですし、とてもステキな選択ですよね。
まとめ
交際0日婚と聞いて、「大丈夫なの?」と不安になりましたが、安定した幸せな結婚生活を送っていて私も幸せな気持ちになりました。友達ならいいけど恋人にするのはちょっと……という相手は、もしかすると結婚向きの相手かもしれません。
恋をするためではなく、人として愛せるかを基準に結婚相手を探してみると案外近くにいるかも……? ぜひ皆さんも参考にしてみてくださいね!