今思うと重要じゃなかった「譲れない結婚相手の条件」4選

2021.02.18

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年収や背の高さ、学歴、性格などの「相手に求める譲れない結婚の条件」。しかしその条件は、本当に重要なものなのでしょうか。結婚してみると、なかには「そんなに重要じゃなかった」と思う条件もあるものです。今思うと重要ではなかった譲れない結婚相手の条件を、既婚女性に聞いてみました。


一人暮らし経験の有無

「一人暮らし経験がないと家事能力がなく、結婚後は私が働きながら全ての家事をするハメになると思っていました。でも一人暮らし経験がない夫は、結婚が決まってから独学で料理や家事を勉強し上達してくれたし、結局は経験ではなく本人のやる気次第だとわかりました」(医療/36歳)

▽ 相手が実家暮らしだと、「家事はママに甘えているのでは?」「私はパートナーではなく家政婦になるのでは?」と心配になる女性もいるかもしれません。しかし、一人暮らし経験があるからといって家事ができるともいえませんし、そこは人それぞれなのでしょうね。

共通の趣味の有無

「共通の趣味がないと気が合わずやっていけないと思っていました。私はアウトドア趣味、夫はインドア趣味で真逆といえるタイプでしたが、お互いの趣味には口をださず好きに趣味活動を行えるようになり、それがとても自由で気楽で楽しいんです。共通の趣味があるかどうかより、趣味への理解と尊重が大切だと感じています」(教育/30歳)

▽ たとえ同じ趣味を持っていたとしても、趣味に対する姿勢やこだわりが違ったり、楽しみ方が違ったりして対立することもあるでしょう。同じ趣味を持つこともステキですが、違う趣味でもお互いに楽しめるようならいいですね。

年齢

「結婚するなら2歳くらい年上までの、同世代の人がいいなと思っていました。ところが実際に結婚した人は一回り上です。
出会ったときは『こんなおじさんはちょっと……』と思っていたのですが、一緒にいるととても安心できるし、ジェネレーションギャップも楽しめるようになりました。年の差には年の差のよさがあると思います」(主婦/35歳)

▽ 年齢が離れていると親しんできた文化や娯楽も違うもの。年下だと経験不足や年収が心配だったり、年上だと体力面が心配だったりもします。それでもそれぞれによさがあるのですから、いい面を見て相性の合う人と一緒にいるのがいいですね。

学歴

「私が大卒なので、結婚相手は大卒以上がいいと思っていました。でも夫は高卒です。私より早めに社会へ出たから社会人経験が長くしっかりしているし、子どもへの教育もきちんとしてくれているので、何を気にしていたんだろうと今では思います」(主婦/40歳)

▽ 高学歴が人気だった時代もありましたが、学歴だけで人は判断できません。

条件だけではなく相手自身も見て

ずっと一緒に暮らすことになる結婚相手に対し、条件を持つのは当たり前のことだと思います。しかし、条件ばかり気にしていると、相手自身を見ることができなくなることも。また、条件がよくても相手との相性が悪ければ、結婚生活が長く続かない可能性もあります。条件だけにとらわれず、相手のことをしっかりと見てステキな方を見つけてくださいね。

2021.02.18

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記事を書いたのはこの人

Written by 神之れい

もぐパン粉

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