逆に傷つく…。「気を使われている」と感じた告白の断り文句
異性として意識していない相手から告白をされたとき。「うれしいけれど気持ちにはこたえられない。なるべく傷つけずに断りたい……。でもどうすれば?」と困ってしまいますよね。気遣いができるのはステキなことですが、まわりくどい断り方だと、相手は「いっそストレートにフってほしい!」と感じることも。
そこで今回は、男性たちに「気を使われている」と感じた告白の断り文句について教えてもらいました。
「すぐに彼女ができるはず」
「『好きな人がいるのでごめんなさい。でも、○○さんならすぐに彼女ができると思います!』と、フラれたと同時に励まされました。自分が付き合いたいのはほかの誰かでなく、目の前の彼女だったのですが……。『もう自分にはアプローチしてこないで』という意味だったのかな」(27歳/不動産)
▽ 極力相手を傷つけないように……という配慮がうかがえます。しかし、要は「いい人だけど好みじゃない」ということですよね。
「私なんかじゃもったいない」
「『○○さんはかっこいいし、性格もいいし……』と言われOKってこと!? と期待しましたが、そのあとに『だから、私なんかじゃもったいないのでごめんなさい』と言われました。こちらに嫌な思いをさせないよう褒めてくれたのだと思いますが、その配慮が余計にグサッときました」(28歳/フリーランス)
▽ 本当にかっこよくて性格がいいと思っているなら、その場で断らずに検討するはず。お世辞を言われることで、フラれた惨めさがより際立ったそうです……。
「彼氏がいらない時期」
「『相手が誰だからとかじゃなく、いまは彼氏がいらない時期なんです』とフラれたことがあります。彼女の言葉を信じ、『時間をおいてまたアタックしよう』と思っていたので すが、そのあとわりとすぐに彼氏ができたことを知って、あれは嘘だったんだな……とがっかりしました」(31歳/コンサル)
▽ 気を持たせる断り方も、相手を傷つける可能性があります。「もしかしてチャンスがあるかも」と期待させないように、バッサリと断るのも優しさかもしれません。
「友達紹介するよ!」
「女友達に告白したところ『私は付き合えないけど、彼女欲しいなら友達紹介するよ! 合コン企画しようか?』と言われました。長年友達として仲良くしていたこともあり、告白も本気ではないと捉えられたようです。勇気を出して告白したのにショックでした……」(26歳/IT関連)
▽ 身近な相手から告白されると、照れてしまって話をはぐらかしたくなるもの。しかし、そこで茶化すのは相手に失礼です。冗談かどうかというのもその場の空気でわかると思うので、真剣に返事をしましょう。
告白を断るという時点で、相手を傷つけることは確定しています。ですから、「なるべく遠回しに断らなくては……」なんて気を使うことはありません。よかれと思ってついた嘘が、結果的にその人を傷つけてしまう例もあります。本当に相手のためを思うなら、告白には誠実に、できるだけ簡潔に応えましょう!