漫画みたいにはいかない…お客さんからアプローチされたエピソード
漫画の世界では「お客さんからアプローチを受けて始まるすてきな恋」というシチュエーションもありがちですが、現実で起こってもなかなかうまくはいきません。人によっては、怖いと感じたり、ホラーな展開が待ち受けていたり、ただただ気まずかったりすることもあるのではないでしょうか。
ここではそんな、お客さんからアプローチされたエピソードを聞いてみました。
レジ打ちをしていたら…
「コンビニでバイトをしていたときに、常連さんで毎回挨拶をする仲だった人に連絡先を渡されたことならあったな。正直全然タイプじゃないし気まずかった。連絡を返さないでいたら、それからその常連さんが来なくなってほっとした」(20代/学生)
▽ 常連のお客さんに連絡先を渡されたそう。仕事で挨拶しているだけでも、相手からしたらかけがえのない存在になっていたのかもしれません。連絡をしないことで、また来ることがなくなったのはよかったのかもしれませんね。
「お姉さんの連絡先を登録します」
「携帯ショップでスマホの契約をしていたら、学生の男の子に『使い方がわからなかったらお姉さんに聞いてもいいですか? お姉さんのLINEを教えてください!』って口説かれたことならある。
私よりも10歳近く年下の子だったから『またここに来れば教えてあげられますよー』って流したけど、若いのにやるなって思った」(30代/携帯ショップ店員)
▽ 年下の男の子にナチュラルに連絡先を聞かれたそうです。若いから怖いというより、可愛いなと感じたそう。あしらえるのも店員としての力ですね。
病院に直接連絡が来て…
「患者さんの対応をしていたら、いきなり病院に電話がかかってきて『○○って看護師はいますか?』って聞かれて。電話に出たら『あなたの笑顔に救われました。よければ連絡先を教えてください』って言われて腰が抜けそうになった。
笑顔だったのは仕事だからだし、正直1日に受け持つ患者さんの数が多すぎて誰だか覚えていない」(20代/看護師)
▽ 病院に直接連絡が来て口説かれたそう。笑顔でいるのは仕事中だけなのに、おかしな勘違いをされてしまったらたまったものではありませんね。
担当しているお客さんが…
「美容師をしている私。担当していたお客さんの恋愛相談を受けながら髪を切っていたんだけど、何度か通ううちに恋人と別れたって報告されて、『励ますためにも飲みに連れて行ってくれませんか?』って言われた。長年指名してくれている子だから無下にもできなくて、仕方なく食事に行ったなぁ」(30代/美容師)
▽ お客さんのほうから食事に誘われたら、なんとも断りにくいもの。長い付き合いならなおさらです。
「私の息子、彼女がいないんですけど」
「指名してくれるお客さんとよく話すんだけど、その人の息子の話になって『うちの息子、全然彼女ができなくて、結婚する兆しもないの。よかったら会ってみてくれない? 実はサイトの写真を見せたらタイプって言っていたの』って言われたのはすごく困ったなぁ。私も彼氏がいないって話していたし、お客さんだから断りにくいし」(30代/美容師)
▽ お客さんの息子からのアプローチ。立場的にしんどさしかないですね。