黒歴史だったとしても！　今なら大失恋して良かったと思えること

恋愛って美しいことばかりじゃありません、時にはものすごい失恋を経験したり、ひとりよがりな思いにとらわれていたり、ということもあるでしょう。イタい経験は黒歴史として葬り去りたい気もしますが、でも時間がたってみると、そんな大失恋を経験することも悪くなかったと思えてきます。それは一体どんなことでしょう？

大失恋して良かったと思えること

あそこまで好きになれることはないから、悔いはなし！

よく考えてみればあの頃はどうして彼をあそこまで好きになれたか、不思議な気持ちがしませんか？　よけいな打算も考えもなく、ただ純粋に誰かのことを思えることって人生にそうそうたくさんは起こりません。
とはいえ、その恋が実らなかった、あるいは破局を迎えてしまったとしても人生のひとときに全てを投げ出せると思うほど好きになれたのなら、後悔はないでしょう。時間がたてばむしろ誇りにすら思えてくるものです。

大失恋したおかげで恋愛で傷つくことに免疫ができた

恋愛で両思いになれるってよく考えてみればすごいことだと思います。タイミングや価値観が合わなくてフッたり、フラれたり、を繰り返すことも多いのですが、記憶に焼き付くほどの大失恋があると精神的な免疫ができ、もうそのあと何も怖くないというような気持ちになるのも事実です。
“あの時あんなひどい失恋をしても立ち直れたんだから”と思えば、また次に好きな人ができたとき行動を起こす勇気にもなります。

思いっきりフラれた分、信じられないくらい吹っ切れた！

失恋にもいろいろな種類があって、フラれた後もグダグダと引きずるようなものは一番良くありません。だってそうなると未練が残って、なかなか次に進むことができないからです。
でも信じられないくらいきれいさっぱり失恋すると、むしろ悲しみを超えてある種の爽快感すら覚えるから人間の心理って不思議。可能性が1ミリも残っていないと思うと、むしろすっぱり気持ちが吹っ切れて、気分が軽くなることもあるのです。

後々になってみれば、いいネタを提供してくれる経験

この境地までたどり着くには時間がかなり必要かもしれませんが、本人にとって抹消したい黒歴史となるようなイタい失恋話ほど、友だちとの飲み会で盛り上がる話題はありません。
きわめて平穏で波風のない経験しかない人より、世界の終わりのような失恋経験を自分のなかで消化し、ネタや笑いに変えられる人のほうが人間的な魅力は深くなりそうな気がしませんか？　どんな失敗や経験も時間がたてば淡く、ほろ苦い思い出になるものです。

まとめ

女子ならきっと誰もが経験するであろう苦い恋の思い出や失恋体験、しばらくのあいだは立ち直れないほどダメージを受けますが、そのダメージも次の恋や時間が必ず癒やしてくれるものです。またツラい失恋をした人ほど、恋愛に対する思いや考え方も深まることでしょう。
そんなふうにつらい思い出を得難い経験として昇華させることができれば、大人の女としての魅力もアップできそうですね。