痛みを乗り越えるために! 失恋からの回復ステップ5つ
大好きだった彼に失恋。片思いでも付き合っていたとしても、失恋はとってもツラいし、立ち直ることなんてできないと思えてきます。
でもどんな手痛い失恋もかならず癒えるときが来ます。それまでの回復ステップを知っておけば、冷静に自分の今の立ち位置も分かり、希望が見えてきそうですよ!
ステップ1: 否定
失恋直後はまず頭が真っ白。彼に失恋したという客観的事実を心が受け入れることができません。「いいえ、彼も本音はまだ私に未練があるはず、きっと口が滑ったに違いない」、「もう少しよく考えてみよう」なんて考えて、失恋したことをストレートに認めることができないのです。
気持ちも落ち込むけど、「全然大したことじゃないわ、大丈夫」と気丈に振る舞ってしまったりしますが、それもまだ現実を完全に受け入れられません。
ステップ2: 怒り
失恋当初は現実を受け入れられなくても、時間がたつにつれて、もはや彼と自分が終わってしまったことを嫌でも自覚するようになります。すると今度は彼に対する怒りがメラメラと盛り上がってくるのです。
「この私を振るなんて!」、「どうして私よりあの子のほうを選ぶの?」という思いが心のなかで堂々巡りを繰り返し、なにもかも自分を傷つけた彼が悪いのだと怒りをぶつけることで、自分の価値やプライドを守ろうとします。
ステップ3: 憂うつ
彼への怒りが感情的に荒れ狂っても、やがて落ち着いてきます。そうなると徐々に自分たちの関係が本当に終わったのだという事実を、静かな気持ちで受け入れ始めるようになるでしょう。
怒りのような強い衝動的な感情はないとしても、このステップではまだまだ気持ちがどーんと沈んで、憂うつになってくるかもしれません。もう会えないし、声も聞けないし、以前のように笑い合えない。それは本当にツラく、さみしさもあります。
ステップ4: 受容
憂うつなステップを過ぎて、いよいよ「もう彼はいない」という失恋の事実を本当の意味で受け入れるようになります。前まで感じていたツラさやさみしさのインパクトも薄れ、気持ちもより冷静に、現実を見つめられるようになるでしょう。そのなかでどうして彼とうまくいかなかったのか、失恋の原因はなんだったのか、ということも冷静に、より現実を直視しながら振り返ることができるようになってきます。
ステップ5: 立ち直り
静かな気持ちで失恋を受け入れられるようになると、精神的な回復はもはや時間の問題。気持ちが落ちるところまで落ちると、あるときをきっかけに気持ちが不思議なくらい吹っ切れるものです。
どうして失恋してしまったのか、その原因を考えているうちに自分なりに納得できる理由が見つかると、やがて彼への未練もなくなります。そこまでくれば新しい恋にすすむ気持ちも出てくるでしょう。