【同棲カップルのお金事情】費用は? ケンカにならない分担方法は?

2021.01.01

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いつか同棲を考えているけど、お金のトラブルにはなりたくない……。こんな悩みを感じている人も多いですよね。そこで今回は、気になる同棲カップルのお金事情を徹底解説! 実際に生活にかかるお金や、トラブルにならないルール作りについて紹介していきます。


同棲生活で必要なお金

まずはじめに、実際に同棲をスタートする準備期から実生活でかかる費用を見ていきましょう。

同棲準備期

別々に暮らしていたカップルが同棲をスタートするためには、家探しや引っ越しが欠かせません。同棲準備期では主に、以下のような費用がかかります。

・家賃
・引っ越し業者代
・敷金礼金、仲介手数料などの初期費用
・家具や家電、生活用品の購入費用

準備期はまとまった出費が必要になるため、2人でよく話し合いながら準備を進めましょう。目安としては、2人で家賃6か月分前後を準備するのがおすすめです。

同棲生活期

引っ越しも終わり、いよいよ2人だけの同棲生活が始まります。実生活では、毎月以下のようなお金がかかります。

・家賃
・光熱費(ガス、電気、水道、ネット代など)
・食費、日用品代
・交際費、娯楽費
・保険料
・貯金

これらの生活費をどちらが負担するか、どう分担するかをしっかりと最初に話し合っておきましょう。また、結婚を考えている場合は「いつまでにいくら貯金する」という具体的な目標を共有することも大切です。

気になる先輩カップルのお金ルール

結婚を想定していたとしても、お金の分担ルールが曖昧なまま同棲をスタートするのはおすすめしません。お金の管理や金銭感覚は、結婚後の生活を具体的にイメージする重要なポイント。少しのすれ違いや価値観のズレが大きなひずみを生まないよう、ルールははっきりと決めておきましょう。

・毎月の出費をすべて折半するパターン
・収入に応じて負担する割合を決めるパターン
・家賃は彼氏、食費は彼女など、項目ごとに分担するパターン

このように、分担方法にはいくつかの選択肢があります。カップルによって収入も価値観も異なりますので、2人らしい分担方法を選択してみてください。

トラブルにならないお金分担のコツ

せっかくルールを決めても、後でトラブルになってしまっては意味がないですよね。後々になって困らないよう、分担ルールを決めるうえでのコツをご紹介します。

ルールや管理方法を2人で共有する

どちらかが一方的にルールを決めているだけでは意味がありません。お互いに分担方法を理解し、生活していく中での管理方法を2人で共有しておきましょう。

定期的に見直しをする

最初に決めた分担ルールに固執するのもNG。実際に生活してみると、最初は想像もしなかったような出費や負担が生じることがあります。定期的に家計と収入のバランスを見直し、分担ルールを更新していくといいでしょう。

貯金ができる仕組みを作っておく

「余った分を貯金に回す」では、いつまでもお金は貯まりません。それどころか、貯金に対する温度差がケンカの引き金になることも……。最初に2人で納得できるような貯金システムを決めておくと、トラブルを防ぐことができますよ。

お金分担とセットで家事分担も決めておく

一緒に生活する中で、家事分担はケンカの原因となる代表格。お金を出せば解決する問題ではないので、マネールールと家事分担をセットで話し合っておくことをおすすめします。

2021.01.01

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Written by 南マイコ

コラムニスト・在宅ママライター支援アドバイザー。2児のママ。育休明けにパートをクビになった経験からフリーライターに転身。 現在は在宅ライター兼コラムニストとして活動しつつ、「文章を仕事にする」自分らしい生き方・働き方を発信中。 女性のライフハック・ドロ沼恋愛・結婚・夫婦・子育て・性に関するコラムが得意。考えるよりも行動派。恋も仕事も常に全力。掃除が苦手なズボラ主婦。 ブログ『ままゴンvsチビゴンズ』|Twitter:@mamagonchibigon

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