恋愛で幸せを「ゴール」にするべきではない理由4つ
「幸せな恋愛がしたいですか?」と問われれば、きっと誰もが「はい!」と答えるでしょう。でも何をもって幸せとするか、それは人それぞれ違うもの。
そこで安易に幸せを目指すべきゴールとしないほうがどうやらよさそうです。ではそれは一体どういうことなのか、掘り下げて考えてみました!
幸せをゴールにするべきではない理由
「幸せ」をゴールにすると、それが当たり前となってときめきを感じなくなる
人生において何かを目指して努力することはいいことのような気がします。でもいざ求めていたことを手に入れてみると、だんだんそれが当たり前となり、ときめき感も失せてしまうのが人間というもの。
その状態にずっと満足し続けることは難しいのです。「ハイスペックな彼氏ができれば」、「彼と結婚できれば」と幸せのゴール設定をするより、もっとプロセスそのものを重視したほうが恋愛に対するプレッシャーも少なくなるでしょう。
「幸せ」をゴールにすると、今この瞬間を楽しむことが難しくなる
どんな恋愛が幸せですか? イケメン彼氏ができる、早く結婚する、などなど考えだせばキリがありません。ではそれらを手に入れていない今の状態は何か不完全で、幸せとは言えないのでしょうか? でもそんなはずないですよね。
あれこれ先行きを考えたり幸せを手に入れるために必死になるより、今の瞬間をめいっぱい生き、楽しむことを意識するほうが人生を楽しめるし、だからこそ恋人としての魅力も高まるのではないでしょうか。
「幸せ」をゴールにすると、それ以外の結果や展開を受け入れがたく感じる
「幸せ」をゴールにしてしまう一番キケンな理由は、それだけが正解だと考え、それ以外の結果や展開を受け入れがたく感じてしまい、ネガティブな感情を引き起こしやすくなることです。たとえば、彼にフラれたり、別れたり……というのははたから見れば決して幸せな展開ではないでしょう。
でもそこで自分の不幸せを呪うか、あるいは予期していなかった新しい出会いや展開への第一歩になると前向きに思えるか、その違いは大きいでしょう。
人生はハプニングの連続、だからこそプロセスそのものを楽しんでいたい
大人になってくると、人生なかなか思うようにいかない、思い描いていたのとは全然違う、なんて感じることも多くなります。まして相手のある恋愛ならなおさら自分の常識や考えが全く通用しないこともあるでしょう。
だからこそ自分の頭のなかで考えた「幸せ」にとらわれず、相手の立場や考え方に立ってみたりする柔軟な姿勢をキープすることが、恋愛をもっとスムーズに、ストレスフルにすすめてゆくうえで大きなカギとなりそうです。
まとめ
恋愛の幸せ探しもいいですが、幸せという「状態」そのものを目的としてしまうと、それ以外の状態は不幸になってしまいます。それよりもどこかへ向かうプロセスのなかで出会うさまざまな経験に喜び、新鮮味、感動や興奮を覚える気持ちを大事にしてみませんか? そうすることでささいなことに惑わされず、恋愛をもっと楽しめるでしょう。