恋人? 友だち? 結婚生活の区切りとなる4つのステージとは?
結婚生活といってもそれはじつに長い道のりで、かならずしもいつも平たんな道とは限りません。結婚に過大な期待を抱かず、もっと冷静に現実を見つめるためにも、その長い結婚生活がどんなふうに続くものなのか、考えておくのもよさそう。じつは結婚生活には区切りとなる4つのステージがあるといいます。今回はそのステージについてご紹介します。
結婚生活の4つのステージ
第1ステージ:ラブラブな「恋人」時代
文字通り新婚当初はお互いラブラブな状態で、一緒にいるだけでただもうハッピー。自分たちは世界一幸せだと本気で信じられるくらい、結婚という選択に自信と誇りを抱いているでしょう。
こんな絶頂期が数か月から1年近く続き、夫婦として愛を深めていきます。とはいえこの幸せが永遠に続くわけではありません。それぞれ仕事や家事に追われる日常生活が続くと、このラブラブなステージも終わりを告げるのです。
第2ステージ:安定感の出てくる「友だち」時代
新婚時代のいわばハイな状態が過ぎると、やがてふたりの気持ちは落ち着きを取り戻していきます。恋愛感情だけではなく、夫婦として暮らしていく中で生まれる信頼感や安定感が大きくなってくる時期です。
熱烈な恋愛期間を経て、この第2ステージはいわばふたりが友だちのような関係に変化していくステージ。いい部分だけではなく、欠点や短所もお互いよくわかってきますが、それも含めてふたりの関係を深めていきます。
第3ステージ:親密感がフェードアウトする「ルームメイト」時代
さあ、第2ステージまではまだまだ愛情感や親密感が残っていました。しかし結婚生活が長くなってくると、相手の存在がもはや特別でも何でもなく、当たり前のものに変化してきます。
残念なことに、ときめきやホワっとした幸福感は影を潜め、同じ屋根の下で暮らしている人、つまり同居人やルームメイトというような感覚に変わっていきます。仕事や子ども……ふたりの関係以上に優先させるべきことが増えてくる時期です。
第4ステージ:平穏を取り戻し、いい距離感をキープする「パートナー」時代
一緒にいる時間が長くなればなるほど、お互いの嫌な部分も見えてくるし、ケンカになることも増えます。でもそんな中でお互いの性格や価値観をよく理解し、いい距離感をキープできるようになるのがこの第4ステージ。
結婚生活としての最終局面です。もちろんいい距離感とは、かならずしも以前のようなラブラブカップルに戻ることとは限りません。それでも夫婦としての関係を守り、ゆるくつながっていくことは可能です。
まとめ
すでに結婚して壁にぶち当たっている人も、まだ未婚だけど結婚というものに憧れを抱いているような人も、結婚生活そのものは長い道のりでうれしいこともあるけれど、大変なことやつらいこともあることを知っておいた方がいいでしょう。夫婦とはいえ、一緒に長く生活していく中で関係性はどんどん変わっていきます。その中でどんな関係を築いていきたいか、お互いに率直に話し合えることが大切です。