好きなだけじゃダメかも…年齢を重ねて変化したアラサー女子の恋愛観
年齢や経験を重ねると、当然、恋愛観は変化するものです。昔は「いい」と思っていた男性にまったく興味がなくなっていたり、その逆に、昔は目に入らなかった人に好意をもつようになったりすることも。
ときには、「好き」という純粋な気持ちだけではなく、打算が入ってくる場合もあるかもしれません。そんな、「年齢を重ねて変化した恋愛観」をアラサー女性たちに教えてもらいました。
追うより追われる方が幸せ
「追いかける恋愛をしている方が幸せだと思っていましたが、最近は『追いかけるより追いかけられる方が幸せ』だと思うように。刺激はないけど、愛されているという安心感があり、気持ちが満たされる」(34歳・幼稚園教諭)
▽ 年齢を重ねると、刺激よりも安定を恋愛に求める女性が多くなりますよね。もちろん、「精神的に落ち着きたい」という声が圧倒的でしたが、中には「昔ほど恋愛に振り回される体力と気力がない……」という声も聞こえました。
まじめで優しい男性を求めるように
「以前はまじめで優しい男性に興味がなかったけど、結婚を意識するようになってからは、まじめで優しい男性を求めるようになった」(28歳・グラフィックデザイナー)
▽ 結婚を意識するかどうかで、恋愛観は大きく変わってくるもの。「結婚をするのであれば優しい男性がいい」と思うのは自然ですよね。周囲よりも早くまじめで優しい男性の魅力に気がつき、競争率が低いうちにゲットしたいところ。
顔はさほど重要ではない
「年齢を重ねると、顔よりも中身が重要だと思うようになり、気がついたら男性の顔に興味がなくなっていた」(30歳・編集)
▽ 若い頃はどうしても1番目につく「顔」に重点をおきがちですが、大人になると、目に見える部分よりも目には見えない部分が気になるようになりますよね。「顔がよければ性格なんて関係ない!」とはもういえません。
お金も大切
「『好きならお金はなくてもいい』という考えが一切なくなりました。現実問題、生活できる基盤がある人とじゃないと、未来を描くことがない。やっぱりお金は大切です」(33歳・看護師)
▽ お金を稼ぐことがどれだけ大変なことか、わかっているアラサー女性だからこその答えかもしれません。「好き」という気持ちだけでは生きていけない現実の厳しさを感じます。
とはいえ、お金をたくさん稼げるかどうかというよりは、毎日まじめに働けるかどうかを重要視している女性が多かったです。
食の好みが合うことは大切
「食の好みなんて人それぞれだし、恋愛には何の関係もないと思っていましたが、結婚して一緒に暮らすことを意識してから、食の好みの重要さに気がつきました。同じものを一緒に食べて『おいしい』といい合えることは大切」(29歳・パーソナルトレーナー)
▽ 食の好みが合わず、せっかく頑張って作った料理をおいしく食べてもらえなかったらお互いにストレスが溜まってしまいますよね。人間が生きていくうえで欠かせない「食」を無視することはできません。
「好き」という気持ちだけで相手を選んでいた頃とは違い、大人になると「好きプラスアルファ」が必須になってくるもの。しかしそれは、決して悪いことではありません。年齢を重ねて恋愛観を変えることは、自分自身を幸せにするためにも必要です!