愛が深まる! ふたりの関係が前進するケンカの仕方3つ
「ケンカするほど仲がいい」という言葉がありますが、「できればケンカなんてしたくない」と考える人は多いと思います。売り言葉に買い言葉でお別れに発展する可能性もゼロではありませんし、なによりケンカをすると疲れます。
また「言いすぎたかも」と自己嫌悪に陥ることもあったりして。ケンカをすることでふたりの関係が悪化してしまうような気がするのもつらいところです。
話し合うことで見える相手の本心
ケンカをする必要がないカップルは、もちろんわざわざケンカをすることはないと思います。しかし、あえてケンカを避けて通ろうとするのは間違い。せっかくお付き合いをしているふたりが、お互いを腫れもの扱いしたり、自己を犠牲にして我慢し続けるというのは違う気がします。むしろお互いに理解し合うためのケンカなら、どんどんするべきです。
ではそんな、お互いの関係を前進させるケンカとは、どんなものなのでしょうか? 男性陣に答えてもらいました。
ふたりの関係を前進させるケンカ
一方的にならない
「一方的に文句を言われ続けるような雰囲気になるケンカは嫌ですね。俺がなにか言おうとしても口を挟む隙がない。それで『黙っていないで、なんとか言ったらどうなの?』と言われても、冷静に話し合いができるようになるまで退席するしか方法がないですよね」(32歳/不動産/男性)
▽ 自分ひとりの不満を、一方的にまくしたてるように話すのはやめたほうがいいでしょう。ましてや友だちや自分の親などを巻き込むなんてもってのほか。いつも自分が正しいなんていう思いはあまりにも傲慢すぎます。
過去の話をぶりかえさない
「今その話は関係ないよね。これでは生産性のある話にはならないよ」(35歳/教師/男性)
▽ ケンカの真っ最中に「あなたっていつもそう。そういえば、あなたあのときもそうだったわよね」と関係のない話を持ち出すのは避けるべきでしょう。関係のない話から生まれるのは新たなケンカの火種だけ。解決すべき問題から論点をずらさないことを意識するようにしましょう。
ケンカに勝ち負けはないことを忘れない
「ケンカは闘争ではなく話し合い。あまり感情的になっても、そこから得られるものはないと思います」(29歳/SE/男性)
▽ 相手をやりこめるために、暴言を口にするのはやめておきましょう。それこそ、取り返しのつかないことにならないとも限りません。
負けず嫌いな性格でヒートアップしやすいタイプの人はくれぐれも気をつけて。自分を見失いそうになったときには、一度深呼吸をして冷静さを取り戻すようにしたいものです。
理解を深め合うことが本来の目的
相手を傷つけるためや、勝つために悪口を言い合うことは本来の目的とはかけ離れたものです。お互いの意見や言い分にしっかりと耳を傾けること、ヘタに気持ちを隠そうとせず腹を割って自分の気持ちを打ち明けることこそ、ケンカをする上で必要なこと。方法さえ間違えなければ、ケンカ後はきっとそれ以前よりも愛情が深まっていくはずです。