コロナ禍のお陰! プロポーズしてくれない彼と結婚話が進んだ体験談
彼と結婚したいという願望はあっても、「彼からのプロポーズ待ちです」という女性は少なくないでしょう。しかし、今年はコロナ禍がきっかけで結婚話が進んだカップルが多いようです。どんな理由や状況で結婚話が進んだのか、体験談を伺ってきました。
先の見えない遠距離で急接近
「関東と関西の遠距離なのですが、関東から会いに行こうものなら周りの批判がすごくて。会うだけでもこんなに気を使うなんて耐えられず、堂々としたい! それを伝えたら『会いたくても会えないんじゃ結婚するしかないね』って。なかなか結婚話を出してくれなかった彼なので、このときばかりはコロナに感謝しました」(28歳/保険)
▽ 終息はまだまだ先と言われていますが、それが年内なのか、来年なのか、あるいはもっと先なのか……。先が見えない不安で遠距離恋愛のカップルは非常につらい期間だと思います。会えない距離なら結婚して一緒に住むしかないと彼が決断してくれたのは、まさにコロナが作り出した環境が後押ししてくれたと言っても過言ではありませんね。
見えない恐怖に勝った安心感
「彼も私もリモートできない職種なので、毎日の電車通勤や職場などで見えない感染恐怖におびえていました。毎日家に一人で過ごす不安な気持ちが募り、彼に打ち明けたら同じ気持ちでいてくれて、一緒に支え合おうという意見で一致しました」(27歳/看護師)
▽ 一人暮らしの男女に話を伺うと、いつ体調が悪くなるか分からない恐怖を一人で過ごしていくには心細いと感じるようです。いずれ結婚は考えていたようですが、コロナ禍の見えない恐怖に勝った安心感が結婚に導いたようですね。
男気あるサポート力
「ずっと個人事業主でセレクトショップを運営していたのですが、コロナ禍によって経営が大きく傾きました。まさかこんなことになるとは思わず、家賃や生活費を少しでも浮かせるために『一時的に実家に帰ろうかと思っている』と彼に相談をしたところ、『結婚して俺のところに来なよ』と。男気ある一言、一生忘れません」(30歳/アパレル関係)
▽ コロナ禍によって経済も大きく冷え込みました。経済の不安は結婚をも左右するため、彼の男気あるプロポーズは本物の愛と言って間違いないでしょう。パートナーが本当に困っているときに助け合えるのは、今まで築き上げてきた信頼関係が大きかったのではないでしょうか。
別れの決断が結婚まで
「結婚話をいつも濁す彼とかれこれ5年交際し、コロナ禍で月1も会えなくなり、別れ時かなと決断して別れ話を持ち出したら『別れるくらいなら今すぐ結婚する』と。優柔不断な彼でしたがコロナに後押ししてもらいました」(30歳/教育関係)
▽ 彼自身も本当は結婚したかったのかも。しかし、あと一押しの勇気がなかったのでしょう。コロナ禍による彼女の別れ話が結婚願望を加速させ、見事ゴールイン。結婚話を濁す彼には切羽詰まらせると効果的なのかもしれませんね。
まとめ
アラサーに近づくにつれ結婚願望も強まると言われています。しかし、結婚は相手あってのことなので、自分だけが先走ってもうまくいきません。決断力が乏しく結婚話が進まないカップルにとって、コロナ禍はキューピッドだったのかもしれません。落ち込むニュースが多い中、コロナ禍で幸せになった体験談でした。