同棲中の彼氏に「片付け」を覚えてもらうにはどうすればいい?
生活を共にするということは、自分の思い通りにはならなかったり、都合通りに進まなかったりすることも出てくるもの。一人暮らしのときは、自分の好きなタイミングで好きなような部屋づくりに励めていたものの、同棲を始めると思ったようにはいかなくなるものです。
そんな中、出したものは出しっぱなし、脱いだものは脱ぎっぱなし、引き出しや扉は開けっ放しの彼氏に「片付け」を覚えてもらいたい彼女もいるようで……。ここではそんなときにどうするのがいいのかを聞いてみました。
やってほしいことを具体的に書き出す
「彼と私の衛生観念は違うから、私がやってほしいことは書き出して理解してもらわないと進まないなって気づいた。彼が放置しても平気なことが、私は平気ではないわけだから、平気ではないことは書き出してやってもらうっていう細かいことを続ける」(20代/コンサルタント)
▽ 片付けが苦手な人は、具体的に何をすればいいのかわからないもの。だからこそ、紙に書き出して見える化することで具体的にとる行動がわかり、片付けを覚えるようになるそうです。
「自分でやったほうが早い」は封印
「彼がお皿洗いをすると洗い残しがあるし、正直自分でやったほうが早いなって思うことのほうが多いけど、それは封印。
そうやって今まで私がやることで、私が掃除するのが当たり前になっているから。自分でやったほうが早いと思うたびに、それを封じる!」(30代/看護師)
▽ 片付けができない人よりも、できる人がやったほうが早いもの。しかし、そのスタンスでは永遠に自分がやり続けることになります。「自分でやったほうが早い」という気持ちをぐっとこらえることも大切なのです。
彼が気づくまで待つ
「彼が自分で気づくまで待ってみる。排水溝も汚れたままだと詰まって水があふれ出てきちゃうから、その前に私が掃除するけど、彼は何もしなくてもキレイだと思っているからあえて放置してみたら、あふれでてきた洗面所に彼はびっくり。以来、水回りは彼の担当になった」(20代/IT)
▽ 彼が気づいていないところで家事をやっていることはたくさんあるもの。だからこそ、あえてやらずに彼が気づくまで待つというのも一つの手です。
「出しっぱなしだったから捨てた」作戦
「使ったティッシュは出しっぱなし、脱いだ服も脱ぎっぱなし。なんでもやりっぱなしな彼だったから、出しっぱなしにしているものは捨てるからねと伝えることに。『あれ、塩は?』と聞かれて本当は捨てていないけど『出しっぱなしにしていたから捨てたよ』って言うのを繰り返したら、使った調味料をきちんと片付けるようになった。
お弁当箱も出さないことが多かったけど『弁当は?』って聞かれて『出されていないから作っていないよ』って言うと、毎日帰ってきたらすぐ出すように。本人を困らせるのが一番いい」(20代/IT)
▽ 片付けをせずに困るのは本人です。物が見つからなくて困ることや、物を出しっぱなしにしていて困ることを本人に経験させれば、少しずつ改善が見られていくのだとか。