関係修復できる…? 勢いで「別れよう」と言ってしまった時の対処法
勢いで「別れよう」と言ってしまったものの、冷静になって後悔……。こんなとき、自分の不甲斐なさに打ちのめされますよね。でも「別れよう」と言ったその瞬間は、本当にそう思っていたのではありませんか? よく考えれば、関係修復に必死になるより前に、解決すべきそれなりの原因があることがほとんどです。
漠然と謝るだけでは、関係修復すらむずかしいこともあります。けれど原因をほりさげて、きちんと話し合うきっかけとすることで、むしろわかり合えるチャンスにもなるのです。
焦って漠然と謝るのはNG!
「別れよう」と言われて傷ついている彼に謝罪し、気遣うことはとても大事です。でも別れに向かっていく彼の気持ちだけをどうにかしようと必死になりすぎると、自分の本心や解決すべき問題が置き去りになってしまいがち。
すると「自分でもよくわからないけれど、あんなことを言ってしまってごめん」「本当はそんなこと思っていなかった。もう絶対に言わないから」といった、相手が「また同じことが繰り返されるだろうな」と感じてしまうような謝りかたが限界です。
もし逆の立場だったら、怒りに任せて「別れよう」と口走り、冷静になって慌ててただ謝ってくるような彼を信用できるでしょうか? 勢いで恋人を傷つける人、というイメージはなかなか拭い切れませんよね。
原因を深堀りして分析しよう!
彼に許してもらいたい一心で、早く謝らないと! と思うとなかなか頭が働きませんよね。焦ってしまう気持ちはよくわかりますが、そこでいかに相手に伝わるように誠実に謝れるかが、彼と元に戻るための鍵となります。まずは、「どうしてそんなことを言ってしまったのか?」を自分の中で振り返ることから始めましょう。
ささいなことでも、大切な見直しポイント
たとえば原因として、こんなことに心当たりはありませんか?
□ 彼に言えずに溜め込んでいた不安や不満があった
□ 仕事や人間関係でストレスを抱えていた
□ 生理前で気持ちが不安定になっていた
突発的に「別れよう」と言ってしまったことだけを見れば、自分の感情の起伏が原因のように思えますよね。けれど実際は、そのときの彼の言動が引き金となって、これまで言えずに我慢してきたことが溢れてしまったということもあります。彼と直接関係のない仕事や人間関係、PMSなどが原因となった場合もあるかもしれません。それらも含め、ふたりの関係に影響がでる以上、彼に伝えるべき大切な理由なのです。
「順序を立てて話す」ことが解決への近道
感情だけを訴えても、なかなか伝わりづらいのが男性です。原因が見えてきたら「こういうことがあって、こういう気持ちだったから、そうなってしまった。ごめんなさい」と順序を立てて話せるよう、伝えたい内容を整理しましょう。
たとえば彼に言えずに不満や不安が溜まっていたのなら、「本当はこんなふうにして欲しかったんだけど、嫌われるのが怖くて言えなかった。なにも相談せずに抱え込んで、傷つけるようなことを言ってごめんね」と言うようにすると、理由が曖昧なまま謝るよりも、彼を大切に思っていることが伝わりますよね。
ピンチはチャンス! 焦らず丁寧に思いを伝えること
焦って謝ることを優先するよりも、問題を丁寧に紐解いてから順序を立てて話すことで、思っていたことやすれ違っていたことなどが一緒に解決できたりします。信頼関係に傷が付くどころかますます強くなり、相手も「絶対にもう別れようなんて言わないから!」という言葉を心から信じられるようになるのです。
彼と自分を大切に思う気持ちを忘れずに、時には少し反省しながらも、幸せを守っていきましょうね!