ちがう、そうじゃない…彼氏の「惜しいな」と思う気遣い

2020.09.06

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彼氏のほうは気遣っているつもりでも、「惜しいな」と思ったり、「ちがう、そうじゃない……」とがっかりしたりしたことがある人もいるのではないでしょうか。ちょっと惜しい優しさだったり、方向が違う親切心だったりすると、なかなか「そうじゃなくてね……」とは説明しにくいもの。
ここでは彼女たちに「彼氏の惜しいと思う気遣い」を聞いてみました。


お惣菜を買うと言ったら…

「いつも彼氏が家にくる時は手料理を振る舞っている私。さすがに面倒くさくなってきて『今日はお惣菜にしようかな』と言ったら、彼氏が『じゃあ俺が専門店の餃子を買っておくよ。焼くだけだから簡単だし』と一言。
いやいや、その焼くのは私がやるってことだよね? キッチンに立つのが暑いし、焼き加減も意外と大変なんだよ!」(20代・看護師)

▽ 作りたくないからこそお惣菜を提案したのに、専門店の生の餃子を買ってくることで気遣いを見せたつもりになっている彼氏。餃子を買うのはいいですが、焼くのは彼に担当してもらいたいと思いますよね。

体調を崩して横になっていたら…

「私が体調を崩して横になっていたら、同棲中の彼も同じように横になって私を励ましてくれた。家事ができるかな……程度に体調が回復してキッチンに立ったら、彼も同じようにキッチンに立って一緒にご飯づくり。うーん、惜しいけど違う……。私が動けない時にひとりで動いてほしかった……」(20代・保育士)

▽ 体調を崩して横になっていたら、同じように横になり励ましてくる彼氏。体調が回復したら、一緒にキッチンに立って料理をする彼氏。
たしかに惜しいですが、ちょっと足りません。ひとりでキッチンに立てるのであれば、励まさずに自分で動いて家事をしてほしいと思いますね。

人間関係が原因で胃が痛くなった時に…

「私が職場の人間関係に悩まされて、胃が痛くなり体調を崩した時に、彼に職場で『こんなことがあってね……』と話したら『じゃあ、どうやったら胃が強くなるのか考えよう!』と張り切ってネット検索を始めた。
違う、そうじゃない……。ただ愚痴に寄り添ってもらいたかっただけなの……。余計に胃が痛くなった」(20代・IT)

▽ 人間関係で心を痛め、体調不良まできたしているのに「胃が強くなる方法」をネット検索する彼氏、シュールです。ただ話を聞いてほしい、寄り添ってほしいというのがこんなにも理解されにくいものだとは思わないもの。ますます胃が痛くなるのも頷けます。

食べるのが遅いだけなのに…

「彼は早食いで私はかなり遅いタイプ。私の食べるペースを理解していない彼が、しょっちゅう『食べきれる?』とか『食べてあげようか?』って声をかけてきて、正直ウザい。自分のペースで食べているだけだし、食べきれるから!」(30代・公務員)

▽ ただ食べるのが遅いだけなのに、食べきれるかどうか、自分が食べる必要があるかどうかをしょっちゅう聞いてこられるとウザいと思ってしまうもの。食事のペースが違うだけです。

2020.09.06

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記事を書いたのはこの人

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Written by 小林リズム

91年生まれのライター/コラムニスト。 IT系メディアの広告や編集者を経てフリーライターに転身。 育児系インフルエンサーとして「ゆるい育児」に関する話題を発信中。 コラムでは婚活・ママ・子育てのジャンルをメインに執筆。 ブログ:http://kobayashike.com/ インスタグラム:https://www.instagram.com/kobayashirizumu/ note:https://note.mu/uchidareiko

華山ゆかり

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