成長? それとも諦め? 結婚して「私、大人になったな…」と感じること
結婚したばかりの頃は、旦那にあれこれ求めたり自分の意見を通したいと考えていた人も多いと思いますが、それでは夫婦関係がうまくいかないことを悟りますよね。
そうすると気持ちをぐっとこらえたり、必要以上に依存しないようになっていくものです。そんな良くも悪くも、結婚をして「大人になった」と感じることをまとめました。
ケンカの火種になることは言わない
「新婚の時は旦那に対して思ったことを言わなきゃ気が済まない性格でした。でもそのちょっとした一言でケンカになることが多く、結果的にすごく疲れてしまうんですよね。
結婚して8年目になりましたが、今はケンカの火種になるようなことは言わなくなり、自分の成長を感じます(笑)」(パート・34歳)
▽ 思ったことをすぐに言ってしまうとケンカに発展してしまいます。ケンカをすることで仲が深まるパターンもありますが、それは新婚の時だけ。
年月が経つと、ケンカをすればするほど距離が生まれてしまうので、できることなら避けたいですよね。言いたいことを我慢するツラさよりも、ケンカをして消耗するツラさのほうがダメージが大きいのです。
求めすぎない
「旦那にはあれこれ求めることが多かったですが、もう何百回言っても変わらないことは一生直らないと気付きました。それからは求めすぎないようになりましたね。
スマホをトイレに持ち込むなと言っても絶対直らない。食べたら食器を下げろと言っても絶対に直らない。いくら言っても無理なことは諦めたほうが楽ですね。もはや悟りの境地です」(主婦・32歳)
▽ 改善できることはできるだけしてほしいものですが、おそらく一生直らない癖や行動ってありますよね。
その辺りはもう諦めたほうがストレスなく過ごせるのかもしれません。悟りの境地に達するなんて、大人になったというより、もはや仏のような存在です。
一人の時間も必要
「いつしか一人の時間を欲するようになっていましたね。結婚した時はまだ20代前半で若かったのもあって、夫婦の時間が必要だと思い積極的に時間を作ったりしていました。
でも30代になった今は一人で過ごす時間がないと夫婦関係がギスギスしてしまいます。あれほど一緒にくっついていないと無理だった私が、一人の時間がほしいと願うなんてかなり大人になったような気がします」(パート・29歳)
▽ 恋愛にどっぷりハマるタイプの女性は結婚してからでも一緒に過ごす時間を大切にしますが、長年連れ添っているとどうやらその考え方も変化するようです。
先読みする
「いつもやるべきことを後回しにしたり忘れっぽい旦那。そんな旦那の性格を熟知しているから、先読みするようになりましたね。
たとえば朝のゴミ出しは頼んでもいつも忘れるから、玄関に置いて絶対に目に入るようにしています。いつも先読みするのは正直疲れますけど、この読みは当たるので、旦那をコントロールできている感じが妙に楽しいですが(笑)」(会社員・31歳)
▽ 旦那さまの性格や行動パターンを把握しているなんてさすがです! 文句を言うことは簡単ですが、そうではなく先読みをすることでお互いにストレスフリーでいられるんだとか。結婚生活で成し得たスキルかもしれませんね。
結婚すると自分の思い通りにいくことばかりではなく、我慢も必要になります。それを「成長」と呼ぶか「諦め」と呼ぶかは人それぞれですが、これこそが今後も仲良し夫婦でいるための秘訣といえるでしょう。