絶対自分に振り向いてくれない彼を毎回好きになる人の心理4つ

2020.08.23

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恋愛にはいろいろなパターンがありますが、なぜかいつも片思いばかりしている人もいますよね。
相手が絶対自分に振り向いてくれないと分かっているのに、ずっと好きでいるってなかなかつらい状況だと思いますが、本人は結構それで満足しているみたい。今回はその不思議な心理について迫ってみたいと思います!


自分に振り向いてくれないのに…なぜ?

自分が頭の中で作り出した“理想の恋人像”を、相手に投影している

彼は振り向いてくれないし、絶対私のことを好きになってくれない、と結果はもう分っているのに片思いを続ける心理。
他人には理解し難いと思いませんか。でも当人のなかでは自分が勝手に妄想して作り上げた“理想の恋人像”を、相手に投影しているだけなのかもしれません。頭の中で思い描く理想の相手だからこそ、振り向いてくれなくてもいいし、むしろそのほうが恋心が燃え上がる、ということもあるのでしょう。

両思いになりたいと思いつつ、片思いの恋愛プロセスを楽しんでいる

きっと本心ではもちろん大好きな彼に振り向いてもらって、両思いになり、恋人として堂々と付き合いたいと願っているかもしれません。でもいざ付き合ってみたら、相手のリアルな一面や、見たくなかったであろう欠点や短所も見えてきて、幻滅してしまうことがきっとあります。
そんな幻滅や落胆は味わいたくないという気持ちがあるとも考えられます。手に届かない相手との切ない片思い、そのプロセスそのものを楽しんでいるのです。

本当に付き合うのはどこか怖い、だからこそ少し遠くから彼のことを見ていたい

ずっと片思いでも満足、というのはどこか“恋に恋している”という状態に似た部分がありそうです。誰かに憧れたり好きになったりするのは素晴らしいけれど、実際に付き合うのはこじれると面倒だし、相手と本音で向き合うのは怖い……という気持ちが先立ってしまい、“少し遠くから彼のことを見ているだけでいいの”という気持ちになるのです。
でもいつまでもそんな気持ちだと、エア恋愛ばかりになって本当の恋愛ができません。

過去の恋愛に囚われ続け、次の恋愛に進めないでいる

いちおう好きな人はいるけど、告白する勇気もないし、ふたりの仲を進展させる気持ちもない、というどこか宙ぶらりんな気持ちで片思いをしている人もいるでしょう。
でも実際は過去の恋愛に囚われ続け、傷つけられるのが怖かったり、また同じようなつらい思いをするのは耐えられないと思っているのかもしれません。恋愛そのものに対する精神的なハードルが大きくなり過ぎて、次の恋愛に進めないという人も案外多かったりします。

まとめ

愛し、愛されて、というのが幸せな恋愛のカタチと私たちは思いがち。でもそうではなく、決して自分に振り向いてくれる相手ではないと分かっていても好きでいる、という人もいるのです。
でもそれは相手との距離をあらかじめ保ったうえで、自分が傷つかない範囲で恋愛気分を楽しむ、いわば“エア恋愛”。恋をしているようで、実は相手と向き合うという恋愛の一番リアルで生々しいことを避けていないか、よく考えてみる必要がありそうです。

2020.08.23

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。

華山ゆかり

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