「別れなくて良かった!」ケンカして仲が深まったケース
小さなことをきっかけに彼とケンカになってしまい、「もう別れる!」なんて売り言葉に買い言葉で言ってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。ケンカも、やり方を間違えなければ2人の関係改善に役立つものです。
ここではケンカした後に仲が深まったケースについて聞いてみました。
ケンカして仲が深まったのはなぜ?
我慢して彼に嫌味を言うのがなくなった
「普段から同棲している彼が部屋を散らかして、自分ばかりが片付けるのが嫌だったんです。でも、『いつ片付けるの?』という言い方で嫌味を言って不機嫌になられることが多くて。
ある日、遅く帰ってきたら茶碗もテーブルの上に置きっぱなしで、大ゲンカになったんです。それから『もうやらない』と宣言したら、彼が自分でやるようになり不満が減りました」(28歳/教育関係会社勤務)
▽ 同棲すると、女性の側の家事負担がどうしても大きくなってしまうカップルは多いです。ただ、彼も「やろう」とは思っていたけれど、甘えていただけだったのかもしれません。我慢しながら先回りしてやってストレスを溜めるより、「やらない」という選択もいいでしょう。
しばらく会わなかった間にお互いの大事さに気付いた
「遅刻が多い彼にイラッとして、デートの帰りにケンカになったんです。それで別々に帰って、お互い意固地になり3週間くらい連絡取り合わなかったんです。でも、彼のほうから謝ってくれて。私もいない間に彼の存在の大事さに気付くことができました」(23歳/受付)
▽ お互いに謝らないままだとケンカ別れになってしまうこともありますが、ヒートアップしてしまった時は、冷却期間を置いてみるのは悪いことではありません。ただし、冷却期間中イラッとしたところではなく、彼のいいところに目を向けるのがポイントです。
彼の本音が分かった
「ふだんあまり考えていることを言葉に出してくれない彼なのですが、ケンカした時に私が不安に思っていることを全部言ったんです。そしたら、彼もこれまで思っていたことを言ってくれて。お互いに誤解があったことも分かって、愛が深まりました」(22歳/大学生)
▽ ケンカも、ただの感情のぶつけ合いだけではなくて本当に思っていることを言い合えるものだといいですね。彼が何か言おうとしてくれたら、最後まで聞くことも大事ですよ。
違う話題でさらにキレたりしないこと
話しているうちに「そういえばあの時もこうだった」と思い出して、どんどん怒りが湧いてくることもあるかもしれません。
ただ、あれもこれもと違う話題を出されてしまうと、言う側の中では筋が通っていても、言われる側は理解がおいつかないので混乱してしまいます。ケンカをする時は、原因になった話題に絞ってするようにしましょう。