当事者にしかわからない! 夫婦が別々の寝室になった理由
夫婦は一緒の寝室で眠りにつくもの。そんなふうに思っている人もいるのではないでしょうか。寝室が別な夫婦は、「仲がよくないのでは?」「ひょっとして夫婦仲に亀裂がある?」なんて勘ぐってしまう人もいるかもしれません。
しかし、意外にも夫婦が別々の寝室で寝ている現状はよくあるもの。ここではそんな、当事者にしかわからない「夫婦が別々の寝室になった理由」を聞いてみました。
寝る時間が違うから
「夫は夜型の人間で、私は朝型の人間。早起きしたいから、早くベッドで寝たいんだけど、寝ている間に夫が布団に入ってきてその都度起きちゃうのがストレスで……。
『夫に早く寝てほしい』って頼んでも、テレビ見たいとか趣味をしたいとか言い出して交渉決裂。『じゃあ別の寝室で寝よう』っていう話になった」(30代/IT)
▽ お互いの生活サイクルが合わず、寝る時間が違うため別々の寝室にした人もいるようです。寝る時間が違うと、寝たい側がうまく寝つけなかったり、まだ起きていたいのに寝るのを強制されてしまったりするもの。折衷案として別々の寝室になったのだとか。
子どもが産まれて夜間授乳の関係で
「子どもが産まれる前までは一緒に寝ていたんだけど、子どもが産まれてからは夜間授乳の関係で私と子どもだけで寝て、朝早い夫が別の部屋で寝るようになった。今ではすっかりその生活になじんでいるから、今後夫と一緒の寝室になるときがくるのかはわからないなぁ」(30代/保育士)
▽ 子どもが産まれたあとから夫婦別室になったという人も多いようです。子どもの夜間授乳やオムツ替えなどを母親だけが担当する場合、夫婦で寝室をわけている家庭が多いようでした。
室内の設定温度が違う
「夫は鍛えるのが好きでめちゃくちゃ暑がり。対して私は冷え性。室内の温度設定でいつも揉めていて、私はあたたかくしたいけど、夫は冬でも窓を開けたいと言い出すことがあって……それがきっかけで夫婦別々の寝室にするようになった」(20代/金融)
▽ 室内の設定温度でもめたことをきっかけに別々の寝室にした人も。寝るときは自分が心地いいと感じる温度で眠りにつきたいですよね。
いびきがうるさすぎて…
「夫のいびきがうるさすぎて、寝つきが悪い私にはそれがすごくストレスで……。寝不足が続いたことで夫婦別々の寝室にすることに。
別々で寝るようになってからは、自分のペースでゆったりと眠れるようになって睡眠不足が解消! 夫にもイライラせず快適に過ごせるようになったよ」(30代/看護師)
▽ もっとも多かったのは、いびきがうるさくて眠れないので、それが原因で別室にしたという声でした。付き合っているときは愛しかったいびきも、毎晩聞こえるものになるとストレスにしか感じなくなるもの。結婚とは生活なのです。
ひとりのほうがゆっくり眠れる
「もともとひとりじゃないとゆっくり寝られない私。
夫と付き合っているときから、一緒に寝るのがストレスで、なかなか眠れなくてよくラジオを聴いていたなぁ。夫も理解してくれて、結婚するときにはそれぞれの部屋があるような場所を選んだ」(30代/看護師)
▽ もともとひとりのほうがゆっくり寝られるため、付き合っているときから「別室にしようね」と話をしていた夫婦もいました。話し合うことが大切ですよね。