雨降って地固まる! ケンカ別れをしないための秘訣3つ
付き合っていればケンカのひとつやふたつくらい、当然するものでしょう。しかしどのような場合でも“ケンカ別れ”というのは後味の悪いものです。
それに勢いに任せた別れは後々の後悔に繋がりかねません。ただ、ケンカ別れを繰り返してしまう人もいれば、そうでない人もいるわけで……。さて、両者の違いとは?
せっかく本音を言い合えたのに…
ケンカするほど仲がいいと言うように、たしかにケンカをすると普段は知ることのできない“お互いの本音”を知ることができます。お互いの本音を知ることで、それまで以上に関係を深めることもできるでしょう。
しかしそれは仲直りができた場合にのみ言えること。勢いで別れ話に……なんてなってしまっては、相手の気持ちを知ることができたところで意味がありません。
ケンカ別れを防ぐための対策は?
(1)過去のケンカを持ち出さない
似たような内容のケンカを過去にしたことがあると「だいたい、あのときもそうだったじゃない!」と思うこともあると思います。しかし、“過去のケンカ”を持ち出すことで“現在のケンカ”が解決することはありません。
今回リサーチしてみたところ、男性は過去のケンカはもうとっくに済んだ話だと思っていることが多いということが判明しました。
だから過去を蒸し返されたところで「はぁ? それはもう解決したじゃないか! 論点をずらして話を混同するなよ!」と思っていることが多いらしいのです。過去は過去、現在は現在。一括りにせず、別物として認識しましょう。
(2)相手を全否定しない
「あなたはなにをやってもダメね!」と相手の人格そのものを否定するのはやめましょう。どんなにヒートアップしていたとしても、指摘する箇所はあくまでも“今回のケンカの原因となったところだけ”にとどめるようにしたいものです。
(3)感情的にならない
あまり感情的になりすぎるのは要注意です。泣いたり怒ったりしても、問題はなにも解決しません。ケンカとは、どこがいけなかったのか、なにがダメだったのかをお互いに共有するためのものだと考えて。
自分の感情を一方的に押し付けるのではなく、お互いの気持ちや考えに対する理解を深めることを目的と考えれば、冷静さを失わずに済むかもしれません。
仲直り方法を決めておくのもひとつの手
ケンカをしたまま、あやふやに終わらせてしまうのはダメ。お互いに納得のいく終わりかたをさせないと後々になって関係にヒビが入ることもあるからです。
また、どこまでいってもお互いの意見が平行線だとケンカを長引かせることも、できればやめたほうがよさそう。ケンカが長引くと、どうしても不満が大きくなりやすいからです。お互いに納得するまで話し合うこと、そして妥協点を見つけること、気持ちに折り合いをつけることを意識してみて。
「仲直りは当日中にする。その際、一緒にアイスを買いに行く」など、なにかふたりらしい仲直りの方法をあらかじめ決めておくのもいいのではないかと思います。その際、しっかりと謝罪の言葉を口にすることもお忘れなく!