彼氏から言われてもまったく励みにならなかった慰めの言葉4つ
本人は励ましているつもりでも、言われたほうからしたら「それって励ましになっていないんだけど……」と引いてしまうことや、むしろ落ち込んでしまうことってありますよね。慰めの言葉も、一歩間違えると相手を傷つけたり、イラっとさせたりする可能性もあります。
ここではそんな「彼氏から言われてまったく励まされなかった慰めの言葉」を聞いてみました。
まったく励まされなかった慰めの言葉
「俺なんてもっとツラかったよ」
「ツラかった出来事を話すと、基本的に“俺なんてもっとツラいことが……”とか、“そんなことよりもすごい大変なことが……”ってかぶせてくるからそのたびにイラッ。
彼女がツラいって言ってるんだからそのままツラいって受け止めてほしいし、自分のほうがもっと大変ってアピールはしないでほしい」(20代/看護師)
▽ ツラかった出来事を話しているのに、自分がツラかった出来事をかぶせられるとまともに落ち込むこともできません。相手の苦労話や悲劇を「自分のほうが大変だった」と便乗してくるいやしさと、我の強さにがっかりしてしまったそうです。
「世界にはもっと大変な人もいるんだからさ」
「毒親育ちで、いまだに親のことを引きずっている私。過去のツラかった話をするたびに“世界にはもっと恵まれない子たちがいるんだよ”と諭されて複雑な気持ちになる。世界にいる恵まれない人よりも、目の前で落ち込んでいる私に寄り添ってほしい」(30代/保育士)
▽ 人と比較して幸せや不幸せを決めるものではありません。世界の恵まれない人と比べられてしまうと、どうしても自分はもっとがんばらなきゃと言われているようで余計に気が滅入りますよね。
「人間、顔じゃないよ」
「彼と一緒にテレビを見ていたら、可愛いアイドルの子を見て彼が“可愛いな”とつぶやいたから、“私もあんな顔にうまれたかったな~”って言ったら、私の顔をまじまじと見たあとに“人間、顔じゃないよ”と言われてなんだか余計に傷ついた……。
俺はその顔好きだよ、とかそういうフォローがほしかった!」(20代/IT)
▽ 「人間、顔じゃないよ」なんていうフォローよりも、「俺は君の顔が好き」と言ってほしいのが乙女心です。誰がなんと言おうと、好きな人に好きと言われた顔なら愛せるものです。
「神様は乗り越えられない試練は与えないって言うし…」
「転職活動がうまくいかないときとか、親を説得できないときとかに“でもさ、神様は乗り越えられない試練は与えないって言うし……”と言われてイライラしちゃった。
あなたは神様なの? 違うよね? 乗り越えられない試練なんてこの世にいっぱいあると思うんだけど!」(20代/金融)
▽ 乗り越えられない試練は与えないというのは、実際に試練を受けた人がいう言葉です。外野が「乗り越えない試練は与えないよ」と言ったところで、“がんばっていない人は好き勝手に言えていいよね”としか思えないもの。
乗り越えられない試練は生きていればたくさんあるし、戦えないくらいしんどいときもあって当たり前ですよね。