そりゃ王子様も恋に落ちるよ! シンデレラのすてきなポイント9つ
シンデレラのすごいところは、王子様と幸せになったことではなくそれまでの過程にあります。強さや優しさ、愛や希望に溢れた生き方は、そのまま真似したいくらいにとてもすてき。
「そりゃ王子様だって恋に落ちるよ……」と納得せざるを得ない、シンデレラのすてきなポイントをまとめてみました。
シンデレラが王子様をゲットできた理由
イケメン相手でも媚びない
イケメンの前ではどうも猫をかぶってしまいますよね。そして、ゲットするのに必死になりすぎる……。
けれど、シンデレラはお友達のネズミにするのと同じように王子様にも接しています。最初から彼の身分が分かっていたとしても、丁寧に接することはあったかもしれませんが自分らしさは変えなかったのではないでしょうか。
自分の意見を曲げない
実写版では、狩りをしていた王子様に「鹿がかわいそうだから狩りをやめてほしい」とシンデレラは訴えます。王子様は少し渋りますがシンデレラは引きません。どんなに魅力的な相手でも、「それはどうだろうか?」ということには反対できる強さがすてきです。
チャンスは自分で掴む
家柄に関係なく、各国の女性が招かれた舞踏会。「もう一度彼に会えるかもしれない」と行動を起こしたことでシンデレラの運命は大きく変わりました。
どんな状況でも優しさを忘れない
継母や姉たちにドレスを引き裂かれた後でも、弱った魔法使いへの優しさは忘れません。自分に不幸があれば人に優しくするのはなかなか難しいこと。けれど、自分に起こった不幸は困っている人のせいではありませんよね。王子様は「本当の優しさ」をシンデレラに感じたのではないでしょうか。
自分で彼を選んだ
あの物語では、女性が王子様に選ばれる側として描かれています。ですが、シンデレラは選んでもらおうなんて少しも思っていませんでした。彼に会いたくて自分の意思でお城へやってきたシンデレラは、恋をする相手を自分で選んだのです。
受け身でないシンデレラに対し、王子様のほうが「彼女に選んでもらわなければ!」という気持ちになったはず。
自分のペースで恋をする
「0時になって突然走って逃げたら彼はどう思うだろう……?」そんなことは考えず、魔法使いに言われた通り、鐘が鳴り終わる前に帰宅しようとするシンデレラ。もしあのとき王子様に合わせてズルズルと居座っていたら、王子様のシンデレラに対する接し方は少し変わっていたかもしれません。
小さな幸せを感じられる
王子様に出会う前も舞踏会から帰ってきてからも、シンデレラは日々の幸せに心をときめかせることを忘れませんでした。彼女は1人でいるときでも常に満たされている状態なのです。
自分の境遇は関係ない
王子様と恋に落ちていくなかで、シンデレラは自分の境遇を話したりそれを言い訳にしたりすることはありませんでした。過去のことや現状がどうであろうと、それほど重要ではないのです。
幸せになることを諦めない
もしもガラスの靴をわざと落としたのだとしても、王子様ともう一度会うためにしたことならばそれは幸せを諦めなかった証拠。
実写版では、部屋に閉じ込められたとしても彼女は幸せを信じて歌っていました。もしどこかで諦めていたら、王子様がシンデレラを探す手がかりも、歌声が彼に届くこともなかったでしょう。幸せが続いていく感覚を大切にしていたから、王子様がまた見つけ出してくれたのです。