失敗するカップルも多い? 同棲を成功させるための心がけ4つ
同棲は結婚よりも気軽に大好きな人と一緒に生活をすることができる、ラブラブ期真っ只中の恋人たちにとってはとても魅力的なシステムです。また、結婚の予行練習として同棲をするカップルも少なくありません。
しかし、同棲することでさらにふたりの絆が強くなる場合もあれば、逆に修復不可能なほどに関係が悪化してしまうことも……。
気をつけなければいけないことは?
(1)相手の生活スタイルを全否定しない
「洗濯物は数日分をまとめて洗えば水道代が浮くのに、彼に『お前は汚部屋の住人か! そんなにだらしない性格だとは思わなかった。普通は少量でも毎日洗うものだ』と人格まで否定されました」(32歳/フリーランス/女性)
▽ 誰にでも、それまで歩んできた道のりというものがあります。生活スタイルもしかり。自分とは違うからといって、相手を否定しないようにしたいものですね。だって、どちらが正しいかなんて決められるものではないのですから。
(2)干渉しすぎない
「彼の趣味に興味津々な私。基本的に、好きな人がハマっているものは私もマネしてやってみたい派なんです。でも、常に彼にベッタリだったせいか最終的にはウザがられてしまいました(笑)」(29歳/美容師/女性)
▽ プライバシーは大切に! いくら恋人とはいえ、あまり踏み込みすぎない配慮も必要。適切な距離感を保てるように注意したいものです。
(3)休日の過ごしかたを強制しない
「同棲前は毎週末デートをしていたんです。同棲後もそのつもりでいたら、彼の考えは違ったみたいで……。かなりの大ゲンカが勃発しました」(25歳/ネイリスト/女性)
▽ これは同棲をデートの一部だと捉えるか否かによっても考えかたに違いが生まれそうですね。ただ、同棲をすると良くも悪くもふたりの関係性が同棲前のそれとは変化します。自分の思い込みや理想を押し付けるのではなく、相手のことも尊重していかなければなりません。
(4)ケンカ後のルールを決めておく
「同棲にケンカはつきものです。でも、ずっと険悪な雰囲気のままだと嫌じゃないですか。だから私たちはどんなに派手なケンカであっても、その内容を翌日に持ち越さないと決めています」(26歳/販売/女性)
▽ 四六時中一緒にいてケンカをしないカップルなんているのでしょうか? むしろ“ケンカは絶対に起きるものだ”と思って同棲にのぞんだほうが賢明だと思います。
ケンカをしないことよりも、してしまった後の対処のほうがよほど重要。仲直りの方法をあらかじめ決めておくことが、関係をこじらせないためには不可欠です!
価値観の“違い”を認め合うことが重要
同棲をするまでは“自分の良いところ”だけをアピールすることができますが、同棲すれば“ダメなところ”や“至らないところ”をさらけ出さなければなりません。そうなれば、いずれはお互いに気に入らない点も出てくることでしょう。
ゆずれるところはゆずってお互いに尊重し合うことができれば、同棲生活はとても有意義なものとなるはずです。