「とりあえず結婚、恋に落ちるのはその後でいい」という考え方はどう?
婚活に励み、結婚を目指す女子も多いなか、婚活疲れをおこしてしまう人もいます。でもルックス、経済条件、性格や価値観、すべての条件を満たす相手と出会い、結婚というのは非常に長い道のりだし、いつになるのか分かりません。
そこで恋愛感情を最優先にすることから離れ、とりあえず結婚してみるという考えはどうでしょう?
先に結婚、恋に落ちるのはその後
1: 理想通りの完璧な相手を求めていたら、結婚なんて一生できない
“どうしても結婚したい”と強く思う人ほど、結婚そのものを美化する傾向にあるみたい。そんな人ほど心底惚れ込んだ相手でないと、結婚なんて考えられないというのです。でも自分の理想を100%かなえてくれる完璧なお相手が、いったいどれほどいるでしょうか。
いたとしてもその人からも同様に愛され、結婚相手として選ばれる確率なんてほとんどゼロに近いと言えそうです。自分の理想にこだわり過ぎると、結婚なんて一生できません。
2: 理想の恋人が理想の結婚相手とは限らないから
大好きな人と大恋愛の末に結婚という理想像から離れ、“恋愛と結婚は別”というスタンスに立ち返りましょう。そしてもう一つ大事なポイント、それは理想の恋人が理想の結婚相手とは限らないということです。
非日常感を味わうのが恋愛の楽しみの一つですが、結婚は日常生活の繰り返し。刺激的なことより毎日安心、安定して暮らせるほうが優先順位も高くなります。恋愛の延長線上に結婚というのは少々ムリがあるように思いませんか?
3: “幸せな結婚生活”を最優先課題とすれば、自ずとパートナーシップが生まれる
恋愛と結婚をひとまず切り離して考えたら、自分が目指す結婚生活のビジョンを一緒にシェアできる相手ととりあえず結婚してみるという発想にチェンジ!
お互いのビジョンとニーズが一致して、なおかつ一緒にいてそれほどストレスフルなことはないという最低限のボーダーラインさえクリアできれば、結婚生活をスタートさせてみるのです。もちろんお互いの軌道修正は必要ですし、うまくいかないなら離婚という脱出プランもあります。
4: 強い恋愛感情がない分、お互い冷静に相手と向き合えるので安定した関係に
恋愛感情を抜きにして、ニーズが合うから結婚してみる、なんて何ともドライで夢のない話だと思われるかもしれません。
確かにそれも一理あるでしょう。でも強い恋愛感情だけで結ばれていない分、過剰な期待も抱かず、お互いがより冷静に、現実的に相手と向き合えるので安定した関係を築きやすいという面もあります。お見合いカップルのほうが恋愛結婚カップルよりも離婚率が低いという話も聞きますが、それも一理ありそうです。
まとめ
結婚が誰にとってもベストな方法とは言えませんが、結婚して安定したパートナーと家庭を手に入れるというのは大きなメリットの一つです。だからこそ結婚を熱望する人も一定数いるのでしょう。
そこで恋愛感情と結婚願望をいったん切り離して、これからの人生をより豊かにしてゆけるパートナー選びとして考えてみてはどうでしょう? 精神的にも安定、成熟したふたりであれば、協力して幸せな結婚生活を築くのも十分できそうです。