少女マンガのようにはならず…高校時代の「恋の理想と現実」とは

2020.05.29

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夢と希望に溢れる少女マンガ。高校生に入る前に少女マンガを読み、「私にもこんな青春が来るといいな」と思っていた人もいるのでは?
でも実際はそんな非現実的なことが起こるわけもなく、まぁそこそこ楽しい高校生活で終わったみたい。そこで今回は「少女マンガのようにはいかない『恋の理想と現実』」について、女性陣にリサーチしてみました。


少女マンガとは違う! 恋の理想と現実

1: 女性慣れしている男子はいない

「少女マンガに出てくる男子って、みんな大人っぽいじゃないですか。私も高校に行ったらそんな男子と出会えると思ったら、まぁ子どもっぽかったですね……。よく考えれば当たり前なんだけれど、当時は地味にショックだった」(20代/販売)

▽ たしかに少女マンガの男子って、「本当に高校生?」ってくらい女性慣れしていますよね。不器用設定の男子ですら、いざというときに助けてくれたり、優しい言葉をかけてくれます。
そのため少女マンガを鵜呑みに高校生活をスタートしてしまうと、イメージと違いすぎてガッカリ。「こんなはずじゃなかったのに!」と思ってしまうのです。

2: 校則が厳しすぎて、オシャレヘアーはいない

「男子は茶髪のゆるパーマが理想だったんだけど、うちの高校は校則が厳しすぎて坊主ばかりでした……」(20代/住宅)

▽ 少女マンガの男子は、基本前髪長めのさらふわヘアー。あの髪型がイケメン度をアップさせていますよね。しかし現実的に考えて、あんな前髪じゃ勉強のジャマ! ヘアカラーも校則で禁止されており、中学時代よりも短髪だった男子もいたようです。

3: イケメンから見初められるどころか、関わりすらない

「突然イケメン先輩から『気に入った。今日からお前は俺の女だ!』と声を掛けられる、少女マンガではお決まりのシーン。さすがに現実でこれはないだろうけれど、カッコいい男子と会話くらいはできるだろうと思っていたんです。でもあまりに関わりがなさすぎて、卒業まで一言も喋ることはありませんでした……」(20代/営業事務)

▽ 地味な女子がイケメンに見初められて、物語がスタートする少女マンガって多いですよね。でも現実は同じ学校なのに住む世界が違うようで、ほぼ関わりすらありません。イケメン先輩はアイドル的存在となり、遠くから眺めるしかなかったよう……。

4: 「彼女を思っての別れ」はほぼない

「少女マンガってライバルがふたりの仲を切り裂きがち。それで彼が彼女を思って一方的に別れるけれど、数か月後に誤解が解けてヨリを戻す……みたいな。
そういうお決まりの展開を読みすぎてしまい、高校時代に彼氏からフラれたときも、内心『でもヨリくらい簡単に戻せるでしょ』と思っていたんです。
だけど何度メールをしても返事すら来ず、ひとり未練タラタラなまま終わりました……」(30代/IT)

▽ 少女マンガって、基本主人公カップルが一途なんですよね。だからどんな困難が訪れても、最終的にふたりがくっついてハッピーエンドに終わります。
でも現実は人の心は簡単に揺れ動くもの。特に別れたあとに復縁するなんて、並大抵のことじゃないんですよね。

2020.05.29

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フリーライター。主に恋愛コラムやライフスタイルについてさまざまなWeb媒体で執筆中。アイコンは10割美化されています。Twitter:@Kazu_367

三井みちこ

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