みもふたもないけど…結婚前と結婚後で変わったこと
結婚は人生の大きな分岐点。愛する人と生涯をともにすると決めても、いつのまにかドキドキするような愛が穏やかなものになっていたり、大好きだった人にイラっとしたりすることもありますよね。一緒に生活をしていけば、お互いの関係性や考え方もゆるやかに変わっていくのが結婚生活です。ここではそんな、結婚前と結婚後で変わったことを聞いてみました。
結婚前と結婚後で変わったこと
結婚前は愛が大事、結婚後はお金が大事
「結婚前はお金より愛が大事! 愛さえあればお金も稼げるし、貧乏でも頑張れる! って思っていたけど、結婚して子どもが産まれたら『愛だけじゃ食えねえ!』って思うようになった。現実を知ったというより、自分のことだけではなくなるから、子どものためにもお金は必要なんだなって……」(30代/保育士)
▽ もっとも多かったのは、結婚前は何よりも愛が大事だと思っていたのに、結婚後はお金の大切さについて身をもって体感したという声でした。お金があれば生活はできますが、愛だけでは生活はできません。愛があるのは、お金があればというシビアな現実を知ったそうです。
結婚前は「結婚は奇跡」結婚後は「結婚は選ばなければ誰でもできる」
「婚活を6年続けた私は、結婚できるのなんて奇跡だよなーなんて思っていたけど、結婚して3年。選ばなければ結婚って誰でもできるんだな、全然奇跡じゃないし、選ばずにお互いのタイミングさえ合えば結婚できる相手なんて山ほどいるんだなって思う」(30代/医療事務)
▽ 結婚前は「結婚できるなんて奇跡的なことだろうな」と考えていたそうですが、結婚してからは「選ばなければ結婚なんて誰でもできるな」「あの頃に出会ったあの人ともタイミングがあえばうまくいっていたかもしれないな」なんて感じたそうです。
結婚前は仕事好き、結婚後は家事好き
「結婚する前は仕事が大好きで、ずっと仕事をしていたいって思っていたけど、結婚して子どもが産まれてからはずっと子育てしていたいって思うようになった。しかも苦手だった家事も好きになってきて、自分でも驚いている。仕事よりも家庭を優先したいって思うようになったのは意外だったなぁ」(30代/看護師)
▽ 結婚前は仕事をすることが何よりも好きで、結婚しても仕事を続けたい! と思っていたそうですが、実際に結婚をして子育てをしているうちに、仕事よりも家庭を優先したいと思うようになったそう。自分の価値観が変わったことに本人でもびっくりしたそうです。
結婚前は「ずっと一緒にいたい」結婚後は「少しはひとりになりたい」
「結婚する前は、とにかくずっと一緒にいたい! 毎日一緒にご飯を食べて、一緒にお風呂に入って、一緒に眠りたい! って思っていたけど、結婚して5年。さすがに少しはひとりになりたいし、休日くらいは自分のためだけに時間を使いたいと考えるようになった」(30代/出版)
▽ ずっと一緒にいたいから結婚したものの、結婚生活も慣れてくると「少しはひとりになりたい」なんて思うようになったそう。愛が冷めたのではなく、自分の時間が惜しくなったのかもしれませんね。