「甘え上手」と「依存」の違い、男性はこう感じている
「甘え上手」と言われる女性に憧れる人もいるのではないでしょうか。でも、何でも頼れば良いのだと思って彼にお願いしすぎていたら、「依存しすぎ」と言われてしまうケースもあるようです。
男性は女性の「甘え上手」と「依存」をこう感じているようですよ。
「甘え上手」は応えるのが楽しい
・「男って基本的にちょっとしたことでも『教えてください』って頼られるとうれしいので、小さなことならどんどん甘えて良いと思います。『さすがです』なんて褒められたら、それだけでずっとうれしいですからね」(27歳/コールセンター勤務)
・「同棲してる彼女に言われなくてもゴミ出しをしておいたらすごく大げさに喜んでくれたので、ついほかの家事も手伝うようになってしまいました。
『ゴミ出ししてくれて朝からすごく気分が良い。目玉焼き2個にしちゃう』とかこっちもうれしくなる感想を言ってくれるんですよね」(25歳/IT関係勤務)
▽ 相手がお願いを聞き入れたうえに、さらに頼んだほうよりお願いされたほうが機嫌が良くなるような言い方をできる女性ってステキですね。
お願いして聞き入れてくれたあとに、相手をしっかり褒めて伸ばすことができるのが「甘え上手」だと言えるでしょう。
「依存体質」は不安から
・「元カノがものすごい依存体質だったと思います。付き合ってすぐに僕の家に引っ越して来ちゃって、バイトにも行かなくなり、言い方が悪いですが最終的には居候みたいになってしまって……。いつも浮気を疑われて、まっすぐ帰ってこないと泣かれるし、別れるときも大変でした」(31歳/美容師)
▽ 依存は甘えを通り越して、「あなたがいないと生きていけない」という状況だと言えそうですね。経済的な面だけではなく、精神的な面でも同じです。「彼しかいない」となると、失うことへの恐怖から束縛も激しくなりがち。
浮気していないのに疑い続けたりすると、彼がウンザリしてしまい、フラれる結果になることが多いです。
甘え上手は気配り上手?
・「甘え上手な子って、相手が忙しくなさそうなときや機嫌が良さそうなときにちゃんと見計らって頼ってくれるし、お願いを断っても不機嫌にならないところが良いと思います」(24歳/公務員)
▽ 甘え上手な女性は、相手をよく観察しているんでしょうね。自分のタイミングで相手に要求ばかりするのは単なる「ワガママ」です。
甘え上手と依存の違いは、信頼か不安か
甘え上手な女性と依存体質な女性、どちらも男性への距離が近く、似た感じに見えるかもしれません。でも、依存体質な女性の根本にあるのは、彼氏への「不安」です。
一方で、甘え上手な女性にあるのは自分がきちんと愛されている、彼は裏切らないという「信頼」を持っています。だから、甘える内容が重くならないし、相手も信頼を感じるから聞き入れていて楽しいのです。しかし不安がベースの「依存」だと、疑いや試す気持ちがにじみ出てしまうので、言われる男性は重く、うっとうしく感じてしまうんですね。
「甘え上手になろう」と考えるよりも、相手に対して自分の気持ちの根底にあるのが信頼なのか不安なのかをまずは考えてみると良いでしょう。