同棲してから、毎日イライラ…仲良しカップルを襲うケンカの原因4つ
大好きな恋人と少しでも長く一緒にいたい! そう思って始めた同棲。
毎日楽しくなるはずだったし、もっとラブラブになれるはずだったのに、気づけば毎日ケンカばかりしていて……私はこんな生活を望んでいたわけじゃない! さて、同棲を始めた途端にこんなふうになってしまうのはイヤですよね。こういう未来を防ぐために、“心得ておかなければならないこと”とは……?
自分とは違って当たり前
まず、大前提として覚えておかなければならないのは、“暮らし方は違って当然”だということです。今まで、まったく違う環境で暮らしていたのですから、「え? 何でそうなるの?」という部分がでてこないはずがないのです。
むしろ似ている部分があればラッキーくらいのスタンスでいないとストレスが溜まります。
トラブルの原因とは?
(1)家賃や生活費のこと
「後々になるとどんどん不満が溜まってくるので、言いにくくても最初にしっかり決めてしまうべきです」(29歳/営業/女性)
▽ お金の価値観は、人それぞれです。さらに、生活をするうえでお金をかけたい部分も違うはずです。お金のやりくりはできるだけ細かく決めておきたいところです。
(2)家電や家具のこと
「彼が何気なく言った『俺のテレビなんだけど』という言葉。でも、テレビは折半で購入したものです。その後、すべての家電や家具はどちらに所有権があるのかと大ゲンカになりました」(30歳/飲食/女性)
▽ 険悪な雰囲気になったとき、大型の家具や家電の所有権の所在が不透明だとさらにもめる原因になりかねません。愛情がなくなると、金銭的な妥協は一切できなくなりますので、所有権については明らかにしておいたほうが良いと思います。
(3)家事のバランスに関して
「金銭面はすべて折半なのに、家事は私の仕事だと言う彼。彼が私のことを、まるで母親代わりかのように接してくるのが気にいりませんでした」(25歳/ネイリスト/女性)
▽ 共同生活において、“自分のことは自分で行う”というのが原則です。男性にとっては「大したことではないだろう」と思うことでも、実際に家事の多くを負担している女性からしてみれば、その考えはまったくの見当違いなのです。
(4)生活スタイルのズレに関して
「彼は不規則な仕事だったので、生活リズムにすれ違いが生じるようになりました。
予定していたデートが中止になることや、作っておいた夕飯が無駄になることも……。『仕事なんだから仕方ないだろ』と言われてしまえば何も言い返せず……日々の小さな不満が溜まっていって、結局ケンカになりました」(32歳/保育士/女性)
▽ お互いの生活リズムやスタイルを尊重しつつ、どこかで折り合いをつけていかなければ、どんどんすれ違っていってしまう可能性もあります。
最低限のルールを決めてケンカを減らす
同棲は結婚ではありません。家計も別ですし、苗字だって別々。つまり、少し厳しい言い方をすれば(いくらカップルとは言っても)“赤の他人同士が共同生活を営んでいる”ということなのです。ですから、何でもやってあげる、あるいは何でもやってもらいたがるというのは、同棲においてはあまりメリットのある行為とは言えないのです。
共同生活を円滑に、そして快適に送っていくためには、ある程度のルールが必要不可欠だと思います。ふたりにとってWin-winの関係性を保つことができるような“自分たちらしいルール”が決められると良いですね。