平凡さには惹かれない? 悪い男を愛してしまう理由

2020.01.13

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自分にとって悪い男とはどんな男性でしょうか? きっと、王道の恋とは少し違う経験をさせてくれる、そんな男性ではないかと思います。「昔、そんな人がいたな」「今まさにそんな人と恋愛中」という女性たちは、なぜ悪い男を愛してしまうのでしょうか。
今回は、「自分を見失うほどに惹かれてしまう、悪い魅力のヒミツ」を探ってみました。


悪い男は2パターン

さまざまなタイプの悪い男がいますが、おおまかに分けると2パターン。出会ったことのある悪い男は、どちらのタイプでしょうか。

パターン1「ずるい悪い男」

イメージとしては他に彼女や奥さんがいるような男性。もしくは、本命はいないけれど、特定の女性と付き合う気はない男性。そのスマートさと身勝手さから、ミステリアスさではダントツ。

悪い男を愛する背徳感

いわゆる「イケないことをしている」感のある恋愛は、女性にとって特別! 休日の昼間にほのぼのと公園デートをしていては感じることのできない、ドキドキやハラハラを味わっている状態が気持ちいいのです。
そして、悪い男とのデートは夜が定番。「人に見られたくないの?」と、その真意が気になり、ミステリー小説のごとく、つい最後まで読んでみたくなってしまいます。

刹那的な恋愛

悪い男との恋愛は、ドキドキやハラハラの危うさの他に、振り切れない切なさがつきまといます。だからなのか、どこかでこの恋は永遠ではないと悟るわけです。時間的な限りがあるからこそ余計に惹かれてしまうんですね。

パターン2「どうしようもなく悪い男」

簡単にいうと、ダメな男。お金をせびる、部屋に転がり込んでくる、酒グセが悪いなど、友達に相談したら必ず「別れな!」と言われるような男です。

自分じゃないと支えられない

どうしようもない悪い男にハマる女性の常套句で、どうしようもなさすぎて自分以外の女性だったらとっくに捨てているだろう、と思えてくるんです。自分と出会えたこの人はなんて幸せなんだろうと、誰のための愛情なのか、よく分からない思考にハマっていきます。
「私がいないと悪い男が生きていけないのではなく、本当は悪い男がいなければ私が生きていけない」ということに、気付かないふりをしてしまっているのです。

自分にしか分からない優しさ

一見どうしようもなく、何もしてくれないダメ男。けれど、ちょっとした変化によく気付いてくれるとか、こまめに褒めてくれるとか、大きなサプライズこそないものの、そんなささやかな幸せをくれるわけです。こう言ってはなんですが、最初から期待値が低いために「悪い男が自発的にしてくれたこと」は何でも優しさに変換されるのです。「自分にしか見せない顔なのでは?」感がどうしようもなく愛おしいのです……。

まとめ

悪い男とどこまでともに生きていくのかは、女性次第。プライドや友達の評判と、悪い男とを天秤にかけたとき、どちらに傾くのかで決めてもいいのではないでしょうか。ただし、どんなときも大切にすべきなのは、自分であることだけは忘れずに。

2020.01.13

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記事を書いたのはこの人

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Written by ヒラタイカホノ

【ライター、管理栄養士、元アパレル店員。恋愛本や恋愛ブログを読み漁るのが趣味の根っからの恋愛オタク。「恋愛がないと生きていけない!」を否定せず、恋愛と上手に向き合っていく方法を発信中。】