そろそろお疲れぎみじゃない…? 年下男子とのLINEお作法
「ノリがちょっと若いなぁ」「やり取りの量が多い」「彼、LINEに依存気味かも」……年下男子とのLINEに少しお疲れ気味な方へ。連載「素敵な人のLINE術」#8では「年下男子とのLINEお作法」をお届けします。
年下男子とのLINEお作法
一回り年下男子とのLINEで疲れた実体験
もちろん、すべての年下君を「なんだか若いな」と感じるわけではありません。LINEに依存せずに、他の趣味を持つ年下君も当然いるでしょう。ただ、「やっぱり同世代や年上とLINEするのとは違うな」と感じることはあるのではないでしょうか。
私は昨年、一回り年下の男性と仲良くなったのですが、彼は「会っていないときはLINEで頻繁にコミュニケーションを取るのが当たり前」という考えを持っていて、昼夜問わずたくさん連絡をしてきました。
こちらは日中から夜まで仕事をしているので、「連絡が多すぎ」と感じることも多かったです。自分のリズムとあまりにも違うので、「そこまで事細かに報告してくれなくても良いんだけどな」と疲れを感じたのを覚えています。
「LINEを返せない時間がある」と伝えて
連絡が多すぎると思ったときは、伝えない限り、その頻度が減ることはありません。「LINEの量がちょっと多い」とはっきり伝えることが大事です。しかし、言ったところで「別にそんなことないよ。これが普通じゃない?」と得意気に返される場合もあります。何をもって普通なのか……。
相手が学生などで時間に余裕があるときには、「私は昼間に仕事をしているから、日中はあなたの相手をできない」と伝えて、理解してもらうことが必要です。相手の立場を考えられない人もいるので、丁寧に伝えてみてください。
「LINEが来ても返せる状況ではない」「物理的にスマホを見られない」とわかってもらうことから始めて。
時間を取られている、と感じたら別の方法を提案して
夜なら大丈夫だろうと、毎晩必ずLINEのラリーをしたがる人もいます。でも、LINEで会話をしようとなると、1時間以上取られてしまうことも……。とりためたドラマや映画を観たり、本を読んだりと、夜は趣味を楽しみたいと考える人にとって、毎晩のLINEは負担ですよね。
このときも彼と話し合う以外、解決策はありません。「LINEばかりしている時間はない」と言い切るのは角が立つので、もう少しマイルドな言い方がおすすめ。「毎晩LINEしなくても良くない?」と伝えるくらいにしておきましょう。
LINEでテキストのやり取りをするから時間がかかってしまう、と感じているなら、「毎晩10分くらい無料通話で話す」ことを提案するのも◎。文字を打つよりも、話すほうが早いうえ、口調から相手の感情が読み取れます。
LINEは連絡手段のひとつ
個人的には「LINEはあくまで連絡手段のひとつ」と捉えています。LINEでやり取りすればするほど、会ったときに距離が縮まっているかというと、そうでもないと思いませんか? むしろLINEで話した分、リアルで話すトピックが減っていることも。
テキストでのやり取りよりも言葉を交わすほうが情報量は多く、話も広がりを持ちやすいと言えます。相手をもっと知れるし、同時に自分のことも伝わるはずです。
「会ったときにたくさん話そう。それも楽しいものだよ」と言ってみるのもひとつの手です。LINEは便利ですし、やり取りを見返して幸せな気分になることもあります。でも、使いすぎにはお気をつけて。
次回は、「年上彼とのLINEお作法」をお届けします。「LINEの使い方が違う」「世代の差に戸惑うことがある」「テンションが違う」……そうお悩みの方に読んでいただきたい内容です。