距離を縮めたくない男性とのLINEお作法3パターン

知り合って何度か会ったはいいものの、これ以上距離を詰めたくはない相手。LINEでそんな男性とつながっていませんか。連載「素敵な人のLINE術」、前回は女友達とのLINEお作法をご紹介しました。#7では「ちょっと距離を置きたい相手とのLINEお作法」をお届けします。

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距離を置いておきたい男性3パターン

初回デートは「まあまあかな」と思い、2回目のデートへ進んだ男性。「まあ悪くはない」と思って3回目のデート決行後、「いまいち決め手に欠ける」という感想を持った。4回目はさすがにいいかな。3回目で打ち止めにしておこう。そんな相手からときどきLINEでお誘いが来る――。
1〜2回会ったものの、こちらとしては「男性として興味を持てない」と感じ、相手から送られてくるLINEに対応するのが面倒くさいと感じる――。
コミュニケーションしていて「明らかに合わない」と感じる相手。もうLINEを送ってほしくないとまで思う――。
段階は違えど「これ以上親しくはなりたくない」「今の“他人”的距離感をキープしておきたい」と思える男性に関して、対応策を一つずつ見てみます。

現時点で恋愛対象外の相手には、付かず離れずスタンスで

お付き合いしたいとは思わないけれど、「完全にナシ(恋愛対象外)」ではない。そんな相手は後に何かきっかけがあって、本命候補になる可能性がないとは言えません。男友達のひとり→より親密な男友達→彼氏へと、関係性が変化していくこともあり得ます。決して「悪くはない」相手なので、付かず離れずの距離感をキープするのが望ましいといえます。
彼とふたりで会わなくても、彼の友達を呼んで数人で食事会を開いてもらう、というスタイルを取るのもアリ。そう想定すると、邪険に扱ったり無視したりという対応は正しいとは言えません。
お誘い連絡が来た場合は、「今まで未経験のジャンルでプロジェクトを任されてちょっと忙しくて」「今ボディメイクをがんばってるから外食は避けてるの」など、断る理由に少しだけ具体性を持たせると、誠実さを感じさせることができて好印象。
彼からの誘いには乗らなくても、「変わりない?」「元気にしてる?」「最近気になることはある?」など、簡単な質問を投げかけて、相手への興味がなくはないことを示すのもおすすめです。縁を断ち切らないことが大事。

興味がない相手には、恋愛は間に合ってますと伝えて

「男性として興味を持てない」と感じる、かつ相手から送られてくるLINEに対応するのが面倒くさいとなると、どれだけ地球が回ろうとその思いが変わることはないと言っても過言ではありません。
そんな相手からのLINEは不要。LINEを受け取る度に「また来たよ……」とストレスを感じるなんて心身に毒です。では、どうすれば相手がLINEを送ってこなくなるのでしょうか。答えはシンプルで、自分への興味関心を失わせること。
相手は「少しでも(恋愛につながる)可能性がある」と捉えているので、いつまでもLINEを送り続けてくるわけです。そこをハッキリとまたはやんわりと「あなたとは(恋愛につながる)可能性はありませんよ」と伝える必要があります。
既読・未読スルーだと懲りずに送り続けてくる人もいるため、もっとドカンとくる直接的なやり方を推奨します。
たとえ嘘でも、会話の流れで「実は最近好きな人ができてときめいてる」「彼氏ができたんです」など、相手が入り込んでこられないような状況を伝えてみてください。基本的には諦めて去ってくれるはずです。

つながりを持ちたくない相手には、スルーから始める

「明らかに合わない」と感じる、かつLINEをこれ以上送ってほしくないとまで思う相手とは、縁を切るしか方法はありません。関わり続けていると心身がむしばまれてしまいます。まずは、既読・未読スルーで様子を見て、いくらスルーされても気にせずに連絡をしてくるタイプであれば、ブロックをするしかありません。
私は以前、恋活アプリを使っていたときに知り合った男性から、彼自身の恋活状況がこまめに送られてきて困惑したことがあります。「今日はどういう女性と会って〜」とレポートが続いた後、「あなたは最近どうですか?」とこちらの状況を伺ってくるようなLINEでした。
なぜ私にそれを送り付けてくるのか、そもそも興味がないので見たいとは思わないなど、いろいろな感情が湧いてきましたが、一言で言うなら「LINEを送ってこないでほしい」。3通ほど既読スルーを続けていると、連絡がパタッと途絶えました。
心を鬼にしてまずはスルーを続け、それでも止まらなければ最終手段に出るのが◎です。無闇に恨みを買う必要もないので、ライトなやり方で解決できるとベターですね。

次回は、「年下彼とのLINEお作法」をお届けします。「ノリが若い」「やりとりの数が多くて疲れる」「LINEに依存気味」……そうお悩みの方に読んでいただきたい内容です。

▽ 前回の記事はコチラ

2019.11.03

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記事を書いたのはこの人

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Written by 池田 園子(いけだ そのこ)

岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。 写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子