「結婚前提のお付き合い」って具体的にどう違うの?
周りが結婚ムードになり、自分の将来を見据えたときに「次付き合う相手とは結婚前提がいいな」と考える人も多いのではないでしょうか。いつか別れる可能性の高い恋愛ではなく、一生を添い遂げるパートナーを見つけたいという気持ちは自然と芽生えてくるものですよね。
とはいえ「結婚前提のお付き合い」と普通のお付き合いにはどのような違いがあるのでしょうか? 実際に経験のある女性たちに聞いてみました。
お互いに条件をすり合わせていく
「普通のお付き合いは将来子どもがほしいかとか、働きたいかとか条件をすり合わせる必要はないけど、結婚となると別。
私は専業主婦になりたかったので、結婚前提の交際期間に結婚と同時に会社を辞めたいことや、子どもが3人ほしいことを伝えたよ」(30代/専業主婦)
▽ 結婚をしたら、お互いに今までの生活を送ることができなくなる場合もあります。二人で同棲するのであれば、住む場所についても考えなければならず、またその後の働き方についても検討する必要があります。
お互いの条件をすり合わせていくことで、より結婚後のプランが明確になるようです。普通の交際でならたいして話し合わないような内容も、結婚前提だと話し合うのが当たり前の様子。
早い段階で親に紹介をする
「2人の世界でやっていくのが普通の交際だとしたら、結婚前提の交際は友達や親など周りを巻き込むイメージ。だから付き合って早い段階でお互いの両親に紹介したり、友達に会わせたりして結婚後にうまくやっていけるのかどうかを確認した」(30代/看護師)
▽ 付き合うだけなら周りには迷惑をかけませんが、結婚となると親族や親を巻き込むと感じる人も多いですよね。だからこそ、結婚前提の付き合いではお互いの両親への顔合わせを早い段階からしておくのだとか。
そうすることで、ふたりでより結婚モードへとスイッチを切り替えることができるのかもしれませんね。
期限を決めてお付き合いをする
「一番の違いは、期限を決めて付き合うことかな。その期間までに結婚っていうモードにならなかったらきっぱり別れる。逆に言えば、ふたりで決めた期限までに結婚に対するモチベーションを盛り上げていくっていうイメージ。
結婚する気もないのにだらだら付き合ったりしないって宣言することが、結婚前提のお付き合いだと思う」(20代/IT)
▽ 普通の交際は好きという気持ちだけでだらだらと付き合うことができますが、結婚前提の交際は違います。だらだらと付き合う時間はなく、明確に結婚までの期限を決めている人がほとんどです。
隠し事をせずに話し合いをする
「将来を見据えて、どこに住みたいかとかお互いの貯金額とか、持病についてとかオープンに話し合いをすることかな。結婚までの期間を明確にするぶん、隠し事はしちゃいけないし、隠し事をしても無駄だから早い段階で伝える」(30代/建設関係)
▽ 本来であれば、ある程度期間や関係を深めてから打ち明けるような大切な話でも、結婚前提の付き合いではオープンに話すことが多いようです。合わないなら合わないで破局なり譲歩なりと、問題の解決に向けて話し合います。
お互いに結婚を考えていれば、隠し続けるのがいいとは思えないのでしょう。