下心なしで彼を愛せていますか? 愛し上手に学ぶ「愛し方」のメソッド
彼の愛し方、間違えていませんか? 愛すことは許すことの積み重ね。なので、もっと私を愛して欲しいという下心は、実は愛とは呼べません。今まで愛だと思っていたものは、もしかしたら、彼に甘えたいだけの別の感情だったかもしれません。
「愛し上手」の愛し方って?
呼吸するくらい自然に人を愛することができる女性に出会うと、あの人は彼にとても愛されているのだろうな……と真っ先に彼から受け取っているであろう愛情に目がいきがち。けれど、卵が先か鶏が先かという話に置き換えれば、彼から愛を受け取ったから愛すのか、愛すから彼にも愛されるのかということになります。愛情を途切れることなく循環させるためにはどうすればいいのでしょうか?
無理のないラフな愛情表現ができる
「彼が好きな食べ物を見つけるとよく買って帰ります。たまに彼が食べないことがあるけど、そういうときは自分が食べてもいいので」(ブリーダー・30歳女性)
▽ 「彼の喜ぶ顔が見たい!」という気持ちはもちろん愛ですよね。けれど、思ったより彼が喜ばなくてがっかりした、という経験もあるのでは。「自分が食べてもいい」という心の余裕にほっとする愛情を感じます。彼の反応を目的にしてないところがポイントですね。
頼って欲しいところで甘える
「仕事で必要になって英語を覚え始めたら、基本は1人でなんとかできてしまう彼女が、海外の通販サイトで買い物するときだけは『英語得意だもんね』と言って頼ってくれます。もっと英語がんばらないと! と思えます」(SE・27歳男性)
▽ 彼女の役に立てたことで、やる気になる男性は多いですよね。甘えているようでいて、実はしっかり彼を応援しているところがさすがです。また、男性は頼られるのが好き、というのは嘘ではないですが、万能な召使いではありません。できることとできないこと、してあげたいこととそうでもないことがあります。彼が能力を存分に発揮できるような甘え方を研究したいものです。
自分がどう思うかを大切にしている
「彼が自分のことを好きかどうかなんて不安になったことはないです。私が彼を好きならそれでいい」(飲食業・25歳女性)
▽ 愛す理由は愛してもらっているから、ではないんですね。別れることになったりしないかな? と不安に思っているときって、意外と自分自身の気持ちが揺らいでいるときなのかもしれません。
ただそばにいてあげる
「心身ともに疲れ果てて仕事を休んでいるとき、何も聞かずにそばにいてくれた彼女。そのときは心に余裕もなくて何も思わなかったけれど、今思えば、あのとき1人だったらどうなっていたかわからない。感謝しています」(建築・29歳男性)
▽ 彼が今後どうするのか、彼女も気にしていなかったわけではないと思います。けれど、それを聞いたところで彼が不安になるだけだし、それ以前に答えようがないことをわかっていたのでしょう。あえて何もせず、ただそばにいることができる人こそ、真の愛し上手ですね。
まとめ
下心のある愛は達成したらひと段落してしまいそうですが、なんの目的もない愛には終わりがないということです。あら、なんだか永遠の愛を信じられそうな予感がしてきましたね。