関係の修復が難しくなるかも! 夫婦喧嘩でのNGワード5つ
いくら“夫婦”といえど、言って良いことと悪いことというのは確実に存在します。親しき仲にも礼儀あり。先人たちは、いったいどのような思いでこのことわざをつくったのでしょうか。兎にも角にも、先人たちの知恵や教訓から習う部分はとても大きいのではないかと思います。
何気ない発言で傷つけることもある
夫婦生活を営む上で、相手に遠慮ばかりして言いたいことを言えないのは当然のことながらNGですが、だからと言って無遠慮に“何でも言って良い”わけでもありません。とはいえ、大切なパートナーを「よし! 今日こそは徹底的に傷つけてやろう!」と思って発言をするひとはなかなかいないと思います。
それなら何も問題ないのではないかと思うかもしれませんが、「問題」は“何気なく言い放った”発言にこそ潜んでいるものなのです。そこで今回は筆者を含め、筆者のまわりの夫婦たちにも話を聞き、気をつけている発言についてまとめてみました。
関係悪化を招くNGワードとは?
(1)「本当、あなたって薄給よね!」
世の男性にとって、“仕事ができること”は大きなステータスであり、また、非常に大切な部分でもあるのです。自分の核となる部分をバッサリと否定されることほどツラいことはありません。
(2)「男のくせに情けない!」
男性はいつだって家族を守ろうと必死なのです。それなのに、こんなことを言われてしまっては、彼らのプライドはたちまち粉々に打ち砕かれてしまいます。
(3)「この間もそうだったし、その前だって…」
女性にありがちなのが、コレ。ケンカをしたとき、今の怒りポイントから連想される過去の不満点を蒸し返してしまうのです。論点がズレることはもちろん、「その話はもう解決したんじゃないの?」と彼をおおいに戸惑わせることになりますので、くれぐれもご注意を。
(4)「普通はそうでしょう?」
自分の中では普通のことでも、それが相手にとっても普通のことかどうかというのはわかりません。だって夫婦と言えども価値観はひとそれぞれ違うものなのですから。相手に“求めてばかり”というのは、立場を変えて考えてみるとちょっと息がつまりそうだと思いませんか?
(5)「どうせ、やらないに決まっているわよ」
「どうせ」と決めつけられることに腹立たしさを感じるひともいるでしょう。いずれにせよ、自分の感情からくる憶測の批判を相手に押し付けるような言葉を投げつけるのは、あまり“良い行為”とは言えません。
禁句は常に心に留めておくべき
パートナーを傷つけてばかりいるというのでは、夫婦円満にはほど遠いと言わざるを得ません。夫婦円満で過ごすために相手を思いやる気持ちは必須。ですから、あらかじめ「これだけは言ってはいけない」ということを自分の中でリストアップし、常々心に留めておくことをオススメします。
いくらとっさのひと言だったのだとしても……あるいは、たとえそれが売り言葉に買い言葉であり、本心ではなかったのだとしても、一度言った発言を取り消すことはできません。だって、言い訳は所詮、言い訳でしかないのですから。