実は絆が深まる過程? カップルにくだらない喧嘩が増えるワケ
あなたはパートナーと喧嘩をしますか? 喧嘩するほど仲がいい、喧嘩が多いと別れやすいなど諸説ありますが、我慢せず気持ちを吐き出せる状態はカップルとして成長している証拠でもあります。
カップルのくだらない喧嘩が増えるワケ
1. 一心同体に感じるから
カップルの小さな喧嘩の内容は、生活パターンの小さな違いやちょっとした認識のズレなど、正直他の人から見れば本当にどうでもいいことばかり。
お付き合い当初は「お互い性格の違いがあるものだから仕方ない」と思っているのですが、お付き合いの期間が長くなるにつれ、どんどん細かい部分が気になってくるのは「彼(彼女)は、自分の一部だ」と感じているからとも言えるのです。彼も「僕と同じはずなのにナゼ?」という意識であなたをみているため、行動に違和感を持った結果喧嘩になってしまうんですね。
2. 立場が平等になってきたから
どんなカップルでも告白した方が弱い立場になりがちですよね。最初は、相手のために遠慮してしまうことも多いでしょう。しかし、不思議と月日がたつと最初は言えなかった文句がポロっと出てきてしまうこともあります。とはいえ、これはお互いの立場が平等になり、バランスが良くなったから言えるのです。どちらかがずっと我慢し続けていたらいつかは崩壊してしまいます。
3. 嫌われない自信があるから
「かっこいい彼氏、かわいい彼女でいなくちゃ嫌われちゃう」と思うのは交際初期の考え方。二人が時間を共にすることによって信頼関係が深まり、最初のころは遠慮していた自分の考え方を堂々と素直に言えるようになるなど、「これくらい言っても簡単には嫌われない」というボーダーラインがわかってきます。
「簡単には別れることがない」という自信と信頼が小さな喧嘩を引き起こすのかもしれませんね。
4. この先も仲良く暮らせるから
くだらない喧嘩の原因は、生活に関わることが中心。物の使い方や日用品の選び方、電気や水の節約など暮らしに直結することが多いと思いませんか。
これは、二人が暮らしていくに当たって、ちょうどよい中間点を見つける作業と言ってもよいのです。毎日の生活は、どちらかが無理していればストレスになってしまいます。多少喧嘩をしてでも問題は解決しておいたほうが居心地がよくなるかもしれませんよ。
5. お互いにストレス発散しているから
喧嘩もうまくすれば、ストレス発散になります。大人になると公共の場ではストレートに怒ることが許されないもの。普段から怒りの感情は、なかなか表に出せないのです。
その点、カップルのちょっとした喧嘩なら、“怒り”という感情をストレートに表現して発散できるので、スッキリすることでしょう。もちろん喧嘩のあとに謝ることは必要ですが、ある程度の喧嘩でお互いにモヤモヤを発散したほうが心も安定して過ごせることでしょう。