私がしてるって気づいてる? 家族で協力したい「名もなき家事」とは?
普通に生活をしていれば、生ゴミもたまるしシャンプーもなくなります。子どもの頃は当たり前のように片付けられていたものも、大人になってからは自分でこなしていかなければいけませんよね。
とはいえ、料理や洗濯のようにわかりやすい家事ではない、地味な「名もなき家事」。気づいてもらいにくいぶん、夫婦や家族で協力し合えるとうれしいものです。ここではそんな名もなき家事を聞いてみました。
麦茶を煮出す
「麦茶を煮出す作業かな。毎回お湯を沸かして麦茶を作って冷蔵庫にしまうっていう家事が面倒くさすぎる。それなのに、私は一口も飲まないまま麦茶がなくなることもあるし。一番麦茶を飲んでいる夫にやってほしい!」(30代/パート)
▽ 毎回麦茶を煮出して作ったり、製氷機に水をいれて氷を作ったりという作業。地味ではありますが、やらないと麦茶が飲めないし、氷もできあがりません。家族が当たり前のように麦茶を飲み、氷を使っていると「毎日私がやっているんだから」と主張したくなりますよね。
補充系の日用品
「歯磨き粉の補充とかシャンプーやコンディショナー、トイレットペーパーの補充。そういう生活用品の補充って地味にすごく面倒くさい! 気づいた人がやってくれればいいんだけど、だいたいみんな私がやると思って放置……。たまにはやってほしい」(30代/専業主婦)
▽ トイレットペーパーを筆頭に、歯磨き粉やシャンプー、ボディーソープ、ハンドソープの補充など、生活用品の補充系の家事は地味に面倒くさいものです。ストックを確認したうえで補充し、移し替えたり、差し替えたり。当たり前のようにトイレットペーパーが補充されているとは思わないでほしいですね。
布団カバーの付け替え
「家事のなかで一番苦手なのが布団カバーの付け替え! いつも結ぶ位置を間違えるし、短時間でスムーズにカバーをかけられたことがない。結構大掛かりな作業だからやってほしいのが本音……。洗濯して干すのはいいけど、付け替えるのだけは嫌!」(30代/IT)
▽ 布団カバーを替えることに地味にストレスをためている人は多いようです。たしかに、結ぶ位置を考えたり、付け替えたりするのは大掛かりで面倒な作業ですよね。ふたりで作業すれば早いものも、ひとりだと一苦労です。
台所のシンクを洗う
「週末は夫が料理をしてくれるんだけど、毎回キッチンを使うたびにシンクに食材の切れ端が残っていたり、水びたしになっていたりとまあひどい状況。料理を作るだけじゃなくて、シンクをきちんと洗うところまでやってほしい」(30代/商社)
▽ 料理は台所のシンクを綺麗にするまでやって完成です。ただ調理するだけでは料理をしたとは言えません。きちんと生ゴミの処理までしてほしいですよね。
ダンボールをつぶしてまとめて捨てる
「月に10回くらいネットで物を頼むんだけど、そのたびにダンボールが溜まっていく。ダンボールをつぶしてまとめてゴミの日に出す、この作業が結構面倒くさいんだよなぁ……。夫の頼んだものばかりなんだから、自分でやってほしい」(30代/保育士)
▽ ネット通販は便利な一方で、ダンボールが溜まっていくという面も。かさばるし、つぶすのも面倒だし、ゴミの日に出すというのもなかなか大変なのです。