とんだ勘違い!「尽くさない女のほうが愛される」の真の意味とは?
「尽くさない女性のほうが愛される」という都市伝説を言葉そのままに鵜吞みにし、尽くすことを怠っていると、あとから彼の不満が爆発し、とり返しのつかないことになりかねません。ということで今回は、つかみどころのない「尽くさない」という行為について紐解いていきましょう。
尽くさないで愛される女性の正体
「尽くさないこと」を、彼に愛情を注いでもらうための画期的なアイデアだと思ってとり入れてみるけれど、自分らしくないし、あまりうまくいかないんですよね。それでも「尽くさないほうが愛される」という恋愛のルールは相変わらずだし、そう指南する恋愛本も後を絶ちません。思わず疑ってしまいそうになりますが、この法則、決して間違いではないのです。
だとしたらなぜうまくいかないのか……それは「不安な気持ちをごまかすために尽くすのをやめた女性は愛される」ということだからです。
間違いだらけの尽くしかた
早まって尽くさない女性にシフトチェンジする前に、見直してほしいことがあります。それは「彼に尽くすとき、どんな気持ちでいるか?」ということ。彼の愛をつなぎとめておくために尽くしているのだとしたら、彼はそんな気持ちをおそらく無意識に察しています。そして男性によって差はあると思いますが、そんな女性を下に見てしまうことがあります。
そもそも尽くすこととは、不安からくるものではなく、愛から生まれる優しさのはず。不安からくる尽くす行為は、彼のためではなく結局自分のためになりがちで、これが俗にいう「重い女」を生み出してしまうというわけです。
「尽くさない」の意味を間違うと失敗
彼に愛されないのは、単純に尽くしすぎたことが原因だと思って、次は尽くすことをやめてみようと試みたとしても、本当の原因が自分のなかにあることを理解できなければ、なんの解決にもなりません。
尽くさない女性に転身しても失敗してしまう女性は、尽くしているときと同じく、自分のためにそうしていることに変わりないからです。彼の気持ちを考えずに気配りを欠くことは、愛されるタイプの「尽くさない女性」とは似て非なるものなのです。
彼にとって最高のさじ加減とは
尽くすことと尽くさないことのさじ加減について、どちらかに振り切ってしまったほうが判断しやすく、やりやすいですよね。けれど、どちらのタイプの女性が愛されるかという答えはなく、目的が「不安の解消」にならなければ、どちらがダメということでもないのです。
彼を思って尽くすときには、「尽くしてあげよう」と気張った気持ちで尽くさず自然に優しくしてあげれば、彼にとって最高のさじ加減につながるのではないでしょうか。
まとめ
尽くしすぎてしまうタイプの女性が「尽くさない女性が愛される」のカラクリを知ったうえで、尽くすことと尽くさないことを文字通りの意味で受けとるとするなら、個人的には尽くさなすぎよりも尽くしすぎのほうがいいのではないかと思います。だって、彼のためを思って行ったことなら「尽くしすぎ」ということは決してないじゃないですか。
「彼のために」という気持ちは想像するよりもちゃんと伝わるものなので、これからも自分らしく彼を愛してあげてくださいね。