会話が噛み合わない? 考えていることを理解してすれ違いを避けよう!
男性とLINEでやり取りをしていると「違う! そうじゃないのに!」とすれ違いを感じた経験は誰しもあるはず。全然分かってくれなくてイラッとしたり、違う風に受け止められて悲しくなったりすることはありませんか? 今回は、LINEで会話がすれ違ってしまう理由とその対策を考えていきましょう。
会話がすれ違うのは「○○」が違うから!?
「彼女が送ってきたLINEにパフェの写真が添付してあって『おいしそうでしょ』と書いてあったので『そうだね』と返したら『それだけ?』と言われた。それ以上どう返せばいいのか分からない」(25歳/医療関係)
「『会社で怒られた。どうしたら怒られないかな』とLINEで相談されたときに、それに対して『君もふだんから人の話をあまり聞かないから問題があるのかも。職場ではその態度直したほうがいいかもね』と本音で答えたら『冷たい』と言われてしまったことがあります。聞かれたから答えただけなのに」(29歳/電気関係会社勤務)
▽ 直接会話をすれば、表情や仕草からある程度の感情が分かりやすいですが、LINEの文章だと細かいニュアンスが伝わらないですよね。女性同士だと「この子は、今こういう心理なんだろうな」とある程度の想像がつきますが、男性はそれができないので「事実」や「解決方法」を優先して考えてしまう傾向があるんです。
つまり会話がすれ違う理由は「男性と女性で物事の考え方が違うから」ということだったんですね。だからこそ返答の温度感が女性からすると「冷たい」と感じてしまうような内容になってしまうこともあるのです。
インタビューから分かること
男性は無意識に「ジャッジ」している
もし女性がLINEで男性に対して「最近、太っちゃったんだよね」と送った場合、「お菓子ばっかり食べているからでしょ」「ランニングすれば痩せるよ」といったような返答が多いはずです。感情に焦点を当てて会話をすることが多い女性に比べて、男性は多くの場合「その内容が正しいか、正しくないか」「解決方法はどこか」に焦点を当てて会話しています。
太ったことが嫌だと思っている女性の気持ちには全く気付かないので、そこでもすれ違いが起きやすいんですね。捉え方が全く違うので、「そんなことを聞きたいんじゃない!」とイラッとしてしまう返答もあるでしょう。
ここを理解するとLINEのやり取りがスムーズに!
例えば、男性から「今日この後ランチ食べる?」と聞かれたとき、「今、あんまりお腹すいてない」と気分を答えたことがあるかもしれません。女性同士なら「もうちょっと後で食べたいってことかな」と判断しますが、男性の場合「それじゃあお腹はいつすくの? 結局食べるのか食べないのかどっち?」と混乱してしまうようなんです。
こういうときは「今はお腹すいてない。2,3時間待てなかったら先に食べて」と返せば男性はどうすればいいか分かるので、冷たい感じに聞こえるかもしれませんが、むしろ親切な回答なんですよ。文章だけで「察する」ということはなかなか難しいです。「どうすればいいか」「どうして欲しいか」を意識してLINEの文章を書くようにすると、すれ違いが避けられるでしょう。