夏がくると思い出す! 夏恋「やらかしエピソード」3選
恋愛でやらかしがちな季節が今年もやってきました! 心が開放的になるからなのか、振り返ると不思議と夏の恋はいろいろな意味で思い出深いものが多かったりして……。
なぜ夏の恋はやらかしがち?
ひとつは他の季節と比べて「ビアガーデンや夏祭りなど、夜のイベントが多く、交流も増えて異性と出会う確率が高くなるから」、もうひとつは「夏のイベントは非日常を感じさせ、開放的になるから」、そして人間の本能を刺激する「薄着の季節だから」などが関係しているようです。
通常より気分が盛り上がっている季節の恋なので、だんだんと涼しくなってくると冷静になり、終わってしまう恋も多いんです。暑い夏に盛大に打ち上がる花火のように、一瞬で散った夏の恋。やらかしてしまうのもうなずけるくらいに、ドラマチックなエピソードをご覧ください!
彼女持ちホストとのひと夏の恋
「ビアガーデンで出会ったイケメンがいたんですが、毎日メールをして、会えばイチャイチャ。高級なバーにも連れて行ってくれて、もうこれは付き合っているのでは? と思ったら、ふと左手薬指に指輪をしているのを発見。極めつけに『俺じつはホストで、彼女もいるんだ……』と。
突然のカミングアウトに混乱して、彼にとって自分はどんな存在だったのか確かめることもできませんでした」(27歳・女性)
▽ 彼の気持ちが分からずに終わった幻のような恋も、夏恋にはよくあること。ホストのバイトをしていたから、お客さん感覚で付き合ってくれていたのかな? などと考えてしまいますね。
傷心がもたらした危険な恋
「春先に失恋して、傷が完全に癒えないまま夏になり、友達に連れ出された花火大会でめそめそしていたら、隣で花火を見ていた男性が優しく声をかけてくれたんです。
それからまもなく食事へ行き、その流れでDVDを借りて彼の家で見ることに。DVDを見ていたら突然彼に体の関係を迫られて……。そんなつもりじゃなかったので、急いで逃げました。それから元彼に電話してしまい、自分の惨めさに大泣きしました」(26歳・女性)
▽ 失恋は新しい恋で埋めればいいとはよく言いますが、心が弱って判断力に欠けている状態で、展開が早い傾向にある夏の恋に挑むのは少し危険でもあります。男性のテリトリーに入ることのリスクの高さを、身もをって学んだわけですね。
幼なじみとのお葬式での恋
「初夏に父が亡くなり、その葬儀で十数年ぶりに幼なじみの男性と再会しました。父と関わりの深かったその幼なじみも、私と同じ喪失感があるようで、父との思い出話をたくさんするうちに体の関係に。喪失感で結びついているのでは? と感じたこともありましたが、いろいろありながらも今年の夏に結婚が決まりました」(31歳・女性)
▽ 喪失感を埋めるために必要な存在であっただけでなく、一生をかけて必要な存在であったという素敵なエピソード。やらかした夏恋のその先に、永遠の愛があったのですね。
まとめ
「今思えばなんであの恋にはまっていたんだろ?」と、意外とスッキリ切り替えられるのが夏の恋のいいところだったりします。当時はとんでもない男だと思っていても、次の夏がくる頃には、いい経験をさせてくれてありがとうと思えたりもするものです。今年の夏はどんな恋が生まれるのでしょう。