相性も大事だけれど…「ひと夏の恋」で終わらせないための秘訣とは?
夏はバーベキューや海、プールなど出会いのチャンスも増えますよね。でも「ひと夏の恋」ってすぐに終わってしまうイメージが強いかもしれません。夏の出会いを長続きさせるためには何が必要?
「ひと夏の恋」で終わってしまったカップルと長続きしているカップルの違いを、経験者に聞いてみました。
すぐに別れるパターン
とにかく彼氏が欲しいだけだった
「学生の頃、海でナンパされた男と1か月くらい付き合ってすぐに別れてしまいました。今思うと、自分だけ彼氏がいないのが恥ずかしくて相手は誰でも良かったんだと思う」(28歳/保険会社勤務)
▽ 「彼氏がいないのが嫌」という気持ちで、言葉は悪いですが「誰でも良い」と思って付きあってしまうと、相手の嫌なところがすぐに目についてしまうかもしれませんね。でも、こういう失敗って実際に経験してみないとなかなか気づけないんですよね。
イベントが終わると恋心も終わる
「夏って花火大会やバーベキューなど、彼氏同伴じゃないと寂しいイベントが多すぎるんですよね。8月が終わるとイベントが一気に減るから、いなくても良いかって思って別れちゃいました」(25歳/美容師)
▽ 冬は冬でクリスマスやバレンタインというイベントがありますが、「彼氏がいないと寂しい」という気持ちが先走ってしまうと、大して好きじゃない彼でも好きだと思い込もうとしてしまうのかもしれないですね。「最初からそんなに好きじゃない人と付き合っている」というのが、夏の恋がすぐに終わってしまう理由のひとつではないでしょうか。
長続きするパターン
イベントを通して相性の良さを実感した
「フェスがきっかけで付き合うようになった彼ですが、夏の間に全国あちこちの音楽フェスに一緒に行って、ますます愛が深まりました。彼が交通機関を手配してくれるので、私は虫よけとか飲み物を用意するとか、役割分担が自然にできていたのも良かったかも」(26歳/IT関係会社勤務)
▽ 付き合っていても「私ばっかり尽くしている」と思ってしまうと長続きしませんよね。イベントを通じて出会ったとしても、お互い自然と自分の得意なところをやって、苦手なことは相手に任せるという関係ができたカップルは長続きしそうです。また、共通の趣味があるのも良いですね。
相手への感謝を欠かさない
「今の夫も夏に出会ったし私は誰と付き合っても比較的長続きするんですが、出会った季節は関係ないかな。相手がしてくれることを当たり前だと思わないこと、感謝の気持ちを態度や言葉で伝えることが大事だと思います」(31歳/人材派遣会社勤務)
▽ 「たまたま夏に出会っただけ」で、その後長続きするカップルはお互いに感謝の気持ちを持てることや、相手のせいにばかりしないという違いがあるのかもしれないですね。夏に限らず、いつも恋愛が長続きしない……という人は、そこを見直してみると変わるかも?
「相性」も大事だけれど「努力」も大事
もちろん、どんなに努力しても合わない相手もいるし、モラハラや浮気などすぐに別れたほうが良いダメ男も存在します。だから、相性も決して無視はできません。でも、相手任せにばかりして「楽しませてくれないからつまらない」と思ってしまうと、どんな相手とも続かないはず。夏の出会いを長続きする恋愛にできるかどうかは、自分次第かもしれませんね。