最初が肝心! 付き合いたての彼とのLINEのお作法

カップルにとってLINEは欠かせない連絡ツール。このLINEを巡って揉めたり、イライラしたり、悲しんだりするのはもったいないですよね。LINEはふたりの関係を円滑にするものであってほしい……と私は願います。ということで連載【素敵な人のLINE術】第4回では、「付き合いたての彼とのLINEのお作法」をお届けします。

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ふたりのLINEルールを話し合おう

LINEが普及して数年たちますが、LINEの使いかたやスタンス、どうやりとりしたいかは、人それぞれ。自分も彼もまったく違うLINEお作法を持っているはずです。だからこそふたりの間でLINEをどう使うか、どうやりとりするか、なにをされたらうれしいのか、逆に嫌なのかなど、付き合い始めのときに徹底的に話し合うのをおすすめします。大きく4つのテーマがあると思います。
1つ目は頻度。毎日LINEをしたい人もいれば、LINEが苦手あるいは面倒だから2、3日に1回でいい人もいます。お互いの希望頻度をすり合わせてみてください。
2つ目は内容。日々のあれこれを報告したい人もいれば、そういう話は会ってすればいい、会って話すほうが楽しいと考える人もいます。
3つ目は時間帯。未読スルーや既読スルーになって不安になったり、イライラしたりする……なんて事態を避けるためにも、LINEをチェックしにくい時間帯や返信しにくい時間帯などをあらかじめ共有しておくといいでしょう。
4つ目はそもそもLINEでのやりとりが好きかどうか。LINEで会話するのが好きな人もいれば、LINEに限らずメールなど、電子上のやりとりをあまり得意としない人もいます。付き合う前は振り向いてもらいたいからと、がんばってLINEをする人もいますが、交際後は無理するのをやめてLINEの頻度が少なくなったり、文字量が減ったりする人もいます。

挨拶LINEは安心する

ふたりで決めたLINEルールの他、習慣にすると安心感が得られやすいのは、やはりなんと言っても「挨拶LINE」です。朝は「おはよう」、夜は「おやすみ」と送り合うカップルも少なくありません。でも朝は忙しいし、夜も気付いたら疲れて寝落ちしている……なんて人には「お疲れさまLINE」が合っているように思います。帰宅中の移動時間を利用して相手を労いつつ、自分のちょっとした報告をするのです。文章量は長すぎない、適量を。

LINEで語りすぎない

LINEでの会話が好きだと、LINEで多くを語ってしまいがち。チャットのようにやりとりするうちに1時間近くもたっていた……なんて経験もなくはないと思います。でもLINEで話しすぎると、直接会ったときに話すことがあまりない、デートが盛り上がらない、なんてことも。
恋愛初期の頃は相手のことを知りたくて、離れているのが恋しくて、LINEでつながっていたい、話していたいという気持ちが募りやすいといえます。それは恋愛が始まったばかりだと、しかたがないことでもあります。
ただ、LINEでいろいろと知りすぎてしまうと、対面でのコミュニケーションの必要性が低くなるのも事実。LINEで積み重ねた会話をなぞるだけ、になりかねません。会っている時間も大切にしたいなら、LINEでのやりとりは適量にとどめるのがベター。LINEのやりとりもすぎたるは及ばざるがごとし、です。

LINEでイライラしない方法

ふたりで決めたLINEルールを彼が守ってくれない、あるいは途中から守らなくなった……大人にはいろいろな事情があるため、そんなことも珍しくはないと思います。ただ、そこで彼に「なんでLINEくれないの?」と詰め寄るのではなく、「もしかしてLINEが負担になっていない?」というような聞きかたをすると、彼も嫌な気持ちにはならず、素直に話してくれるはずです。
もし彼が毎日のLINEを負担に感じているなら、LINEの代わりに1日1回電話をしたり、LINEの頻度を減らしたりと、お互いの意見や考えかたを交換して、歩み寄る努力を。
ふたりともまったく別々の人間で、それぞれ背景が異なります。だからこそ、LINEへのスタンスが違うのも当たり前。いっぽうが苦痛に感じていると続かないため、どちらもできる限りハッピーになる方法を導き出したいものです。

次回は、「忙しい彼とのLINEのお作法」をお届けします。仕事が忙しすぎる彼とのLINEで悶々としている……そうお悩みの人に読んでいただきたい内容です。

2019.07.26

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記事を書いたのはこの人

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Written by 池田 園子(いけだ そのこ)

岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。 写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子