ちょっと待って!「ここは俺が奢るよ」に対するNGな対応

2019.07.20

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お付き合いをしていなくても、男性と食事に行くと「あ! いいよいいよ。ここは俺が出すよ!」と言ってもらえることってあると思います。その際には(男性って大変だよな〜などと思いながらも、そこは表に出さないようにして)女性らしい柔らかな対応が求められているわけです。


こんな返事は「ちょっと……」

「ありがとう! でも、私も出すよ!」

「はじめから奢られる気満々な女性よりはいいと思うんだけど、でもお互いに財布を出しながら『いや、大丈夫だよ』『でも悪いし……』というお決まりのやり取りも不毛じゃない? いまさら『それならやっぱり割り勘にしよう』とも言えないわけだしさ」(27歳/製造/男性)

▽ なぜわざわざこんなお決まりともいえる面倒くさい工程を通る必要があるのかと、一連のやり取りを“面倒くさい”と感じる男性もいるようです。財布を出すよりも「ありがとう! それなら、次回は私が出すね」と伝えたほうがよっぽどスマートな対応だと言えそうですね。

「お言葉に甘えても大丈夫なんですか?」

「それって俺の懐事情を心配してくれているの? その上で大丈夫かどうかを聞いているの? バカにされたのかなとか、そんなに頼りなく見えているのかなとかいちいち不安になるし、この手の発言は嫌な気持ちにしかならない」(29歳/建築/男性)

▽ ここで言う「大丈夫?」とは、おそらく「申し訳ないけど、でもお心遣いありがとう」とほぼ同意。行間を読めばなんとなく意味が伝わりますが、言葉だけを読み解くと「あなた、お金持っているの? そんなにないくせに、ムリしちゃって!」という意味にも捉えることができます。
気持ちを伝えるときには、ニュアンスで伝えるのではなく、なるべく細かく意図を伝えるように工夫をしましょう。

「じゃあ、端数は私が払うね!」

「なんで端数だけ払うの? それで『完全に奢ってもらったわけじゃない』ってオーラ出されてもイライラするだけ。ていうか、小銭をたくさん持っているなんておばさんかよ」(30歳/編集/男性)

▽ それならせめて端数だけでもと思うひともいるでしょう。お釣りで彼のお財布がパンパンになってしまっても大変ですしね。しかし自分では気を利かせたつもりでも、それがかえって“ありがた迷惑”になっている可能性もあるのです。

笑顔で感謝の気持ちをしっかり伝えて

男性サイドの意見としては、「気持ちよく奢られてくれたら、それがいちばんいい!」と思っているらしいのです。つまり、その気持ちをありがたく受け取るのがベターな対応。「奢るよ」と言ってもらったときには、変に遠慮をするよりも、むしろ“素直に奢られちゃう”のがモテ子のたしなみといえるのではないでしょうか。
そのかわり、2軒目のお勘定はこちらが支払う、後日改めてお礼をするなど、失礼のないようにしましょう。“奢られっぱなし”にはならないよう、そこだけは気をつけるようにしてください。

2019.07.20

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記事を書いたのはこの人

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Written by 小林ユリ

1987年生まれの好奇心旺盛なお調子者。ありふれた日常の中に笑いを見つけることが大好きで、面白そうなことがあれば所構わず首を突っ込む癖がある。 考えるよりも先に行動しちゃっているタイプ。それで失敗することもあるけれど、 「Don’t think. Feel!」ってことで! Twitter @ohana2425  写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子

azuma

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