良かれと思ってやったのに…実は夫が嫌がっていたこと3つ
世の中には「ありがた迷惑」という言葉があります。こちらは良かれと思ってしていることでも、相手がどのように受け取っているのかということまでは正直なところわかりません。
いつまでも仲良し夫婦でいたいから……そんな気持ちから一生懸命考えて行動したことが、結果的に旦那さんを苦しめていたなんてことになったら本当に参ってしまいます。気付かないうちに「家に帰るのは少し気が重いんだよなぁ」なんて旦那さんに思わせてしまっていたらと思うと、もはや恐怖でしかありません。
では、具体的にどんなことが世の夫たちを苦しめているのでしょうか……男性陣に調査してみました。
(1)叱咤激励
「仕事のグチをこぼしたとき、妻は全力で励ましてくれて、的確なアドバイスまでくれるんですが、そのたびに自分の無力さと小ささを実感するんですよね」(34歳/不動産/男性)
▽ 私たちもグチをこぼすことはありますが、ただ聞いてほしいだけであって、別になにかアドバイスをもらいたいわけではありませんよね。しかし、場合によってはアドバイスが必要なこともあったりして。
さて、旦那さんはどのような答えを望んでいそうですか? 自分の立ち回りは、それを把握してから決めるようにしましょう。
(2)栄養バランスのとれた食事
「たまにはカロリーなんて気にせずご飯を食べたいし、満足するまでお酒を飲みたい」(29歳/出版/男性)
▽ 栄養バランスのとれた食事を用意してもらえることに対して、有り難いと感謝はしつつも、それが毎日だとどうにもこうにも気詰まりだというのです。せっかく時間とお金をかけて、健康でいられるようにと気を遣っているのに、それがありがた迷惑だと言われてしまってはガッカリしてしまいますよね。
それなら、たまには外食をするなどして料理をサボってしまいましょう。主婦業にも息抜きは必要です。思い切ってラーメンやお肉などのジャンキーな食事を楽しんでみるのもアリかもしれませんよ!
(3)トータルコーディネート
「美容院からファッションまで、全て妻のセンスで決められています。でもやっぱり美容院は昔からお世話になっていたところのほうが気楽だったし、服だって自分の好きなものを着たいというのが本音です」(30歳/営業/男性)
▽ 若い頃に比べると、やっぱり体型やヘアスタイルにそこまで気をつかわなくなったりするものです。「でも、旦那さんにはいつまでもカッコ良くあってほしいし、ちょっとでもイケているほうが本人もうれしいんじゃないの?」そう思いこんでトータルコーディネートをしてみても、相手からしてみればそれ自体をうっとうしく感じている場合だってあるのです。
さまざまな“押し付け”は今すぐやめて
「大好きな妻がしてくれていることだから、我慢しなきゃ」と、旦那さんに無言の我慢を強いてしまっている可能性についてまとめてみました。「良かれと思って」というのは、誰にとっての“良いこと”なのでしょうか? それは本当に旦那さんが望んでいることでしょうか?
旦那さんが苦痛だと感じているのであれば、何かしらのかたちとしてあらわれているはずです。その表情や仕草を見逃さないようにすること、それが夫婦円満の一番の秘訣となるのではないでしょうか。