じつは怖い! 共依存になりかけているカップルの特徴4つ

2019.05.10

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恋愛とはお互いを信頼し、愛情を深め合うことですが、なかにはお互い過剰なほど精神的に依存し合い、共依存となってしまうカップルも存在すると言います。そうなるともう別れようと思っても別れられず、発展性のない関係を続けてしまいそうです。今回はそんな共依存になりかけているカップルの特徴をまとめてみました。


共依存になりかけているカップルの特徴

(1)相手の感情を逆なでしないため、どちらかが一方的にガマンをしていることが多い

恋人同士なら自分の「こうしたい」という気持ちをストレートに相手に打ち明け、お互いを支え合うのが理想的ですが、共依存のカップルはどちらかが相手の気持ちを過剰なまでに配慮し、思っていることも素直に言えないという関係に陥っています。
相手側もそんな配慮に甘んじ、自分の思い通りになる現状が心地良いので話そうとしません。愛情と束縛の境目が曖昧になり、問題がますます外から見えにくくなってしまうのです。

(2)相手の言うことに対して「いいえ」と反対、拒否することができない

相手の意見に反対したり、自分の意思を強く主張するのが苦手、どうしてもできない、と感じたりしていないでしょうか。もしそうだとしたら、共依存の関係に陥っているかもしれません。
恋愛という最も親密な人間関係だからこそ、自分の思いや意見ははっきり主張して、お互いの気持ちや意思を十分に尊重し合うべきでしょう。それなのに自分の気持ちを押し殺したり、ガマンしなければならないとしたら、あるべき姿とは言えません。

(3)「別れなきゃ」と思いつつ別れられない、または本気で別れようとは思えない

どちらかが「このままじゃいけない」と漠然とした不安を感じつつ、別れを切り出せず関係を続けてしまうのは、まさに共依存の典型。
現状がベストでないと知りつつその関係を断ち切れないのは、お互い相手に依存しており、離れてしまっては全てが終ってしまうと頑なに信じ込んでいるのです。恋愛で本来得られるはずの安心感や幸福感を少しも得られていないのに、その恋に終止符を打てない原因を探ってみましょう。

(4)相手の精神的な脆さ、アルコールやギャンブルなどの中毒などを自分が助けなきゃと思っている

共依存の大きな原因の一つは、お互いに足りない部分を補い合おうとすること。例えば、精神的な脆さやギャンブルなどの中毒など致命的な弱さを抱えた人間と、それを分かったうえで相手を支えることに喜びを感じる人間がカップルになれば、お互いのニーズを満たし合うことができます。これは最も根深い共依存のタイプです。
問題を抱えている側は現状に甘えたままになるし、支える側も結局、疲れ果ててしまうだけで終わってしまいます。

まとめ

共依存のもっとも恐ろしいことは、当人たちには全くその自覚がないこと。自分のことを客観的に見えず、現状を変えようともしない状態が続くのです。
もし今の恋に疲れ果ててしまっている、将来が見えなくてつらいと感じるなら、一度冷静に自分たちの関係を見直してみる必要がありそうです。

▽ 参考記事(海外サイト):Warning Signs Of An Unhealthy, Codependent Relationship

2019.05.10

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。