あったあった! ガラケー時代の懐かしい恋愛事情5選
今や生活の一部として、なくてはならないものとなったスマートフォン。手元にパソコンがなくても、ある程度のところまで対応ができる便利な代物です。
しかし、ちょっと思い返してみると、私たちが高校生くらいのときに当たり前に使われていたのはスマートフォンよりも機能の劣る“ガラケー(携帯電話)”でした。そうはいっても、当時は不便さなんて微塵も感じておらず、むしろ重宝していたものですが……。
あの頃の恋愛あるあるとは?
(1)連絡先の交換は赤外線通信
まずは赤外線ポートの場所探しから始まり、ポート同士を近づけてドキドキしながら通信が終わるのを待ったりしていたものです。ただ、QRコードを読み取るようなスピードで交換することなんてできず、ちょっと時間がかかったので何か話したほうがいいのだろうかと悩んでいるうちに通信が終了――ということもありました。
(2)メールアドレスが好きな人関連
今の若い子たちはメールアドレスを頻繁に変えるという発想自体がないようです。たしかにパソコンのメールアドレスやIDというのはそうそう変えるものではないので、当然と言えば当然かもしれませんが……
ただ、当時は付き合っている人が変わるたびにアドレスを変える人も少なくありませんでした。名前を入れてみたり、はたまた付き合った日を入れてみたり……それが一種のステータスだったなんて、なんだかおかしな話ですね。
(3)着信音の使い分け
彼氏の着信音だけはすぐにわかるように個別に変えていた人も多かったのでは? 中には彼氏の着信音、友だちの着信音、知り合い程度の人からの着信音と細かく分けていた人もいました。また、着信音だけではなく着信時のライトの色やパターンも一緒に変えていました。耳と目ですぐにわかるようにすることで、その特別感を楽しんでいたのです。
(4)新着メール問い合わせ
当時はLINEやチャットのようにリアルタイムでのやり取りができませんでした。それなのに、1分1秒を惜しむかのようなスピードでやり取りしたいと思う気持ちから生じていた、このモヤモヤした気持ち。
既読マークなんて機能がなかったので、「まだ読んでないのかも」「もしかしたら故意にシカトしてるの?」なんて不安を胸に行う新着メール問い合わせ――。蓋を開けてみれば、センターで止まっていただけだった……なんていうこともしばしば。まあ、本当に新着メールがきていなくてガッカリすることのほうが圧倒的に多いんですけれどね。
(5)充電パックの蓋の裏側にプリクラを貼る
充電パックのカバーの裏側には、お決まりかのように彼氏との2ショットを貼っていたものです。「ラブラブ」なんて書いてあるライトなものからキスをしているディープなものまで種類はさまざま。そして、ときにはそれを仲のいい友だちとだけ“見せ合いっこ”して尽きないコイバナで盛り上がったり!
今の便利すぎる世の中と比べると、ずいぶんと不便だったものだとビックリしてしまいます。こうして改めて見てみると、平成という時代は私たちの身のまわりに大きな変化が続いた時代だったのですね。