LINEで好印象を持たれる返信の仕方4つ

LINEは日常生活に欠かせない、と言っても大げさではないくらい、一般的な連絡ツールになりましたね。友達や恋人、家族だけでなく、中には仕事関係者との連絡にもLINEを使っている人もいらっしゃると思います。
すっかり私達の日常に浸透したLINEですが、いろいろな人が使っているからこそ、良くも悪くも使い方の個人差が目立ちますよね。
せっかく使うなら、「粋なコミュニケーションができる人だな」と思われるくらいになりませんか?
連載「素敵な人のLINE術」#1は「LINEの返信」についてご紹介します。


自分のペースで返す

LINEは自分の好きなペースで返してOKです。“LINE”がリリースされる以前のコミュニケーションツールとして主流だった“電子メール”も、思い返してみるとマイペースに返信していましたよね。
しかし、“既読機能”の付いたLINEになってからは、「既読が付くから」「相手が返信の早い人だから」という理由で、自分も追い立てられるように、即既読・即レスになっていると思いませんか?
すぐに返信をする必要はありません! 相手に合わせる=LINEの主導権を相手に渡している、もしくは相手が握っているということ。
「返信は自分のタイミングで良い」……そう考えると、LINEを返信するたびにストレスを感じたり、疲れたりすることがなくなります。

長文にしない

LINEは短文をテンポ良くやりとりをするツール。基本的にはスマホでLINEを見ている人が多く、スクロールが必要な長文はあまり馴染まないと言えます。
シンプルな文章で、簡潔に。たとえば適宜改行するのも、読みやすくする秘訣のひとつです。ひとりでLINEをする人はいません(メモ代わりに使うような、自分だけのチャットを作る場合を除く)。相手あってのLINE、と考えると、「受け取る側にとって読みやすいLINEをしよう」という気持ちになりませんか?
LINEを送る前に、「この文章量は相手の負担にならないか」「読み飛ばされないか」など、一度冷静に考えてみるのが大事です。
もし、ちょっと違うなと思ったら、メールのような別の連絡ツールを使うことも、選択肢のひとつにしてみてください。

急ぎの内容にはできるだけ即レスする

最初の「LINEは自分のペースで返す」とは矛盾するかもしれませんが、基本的には自分のペースで返してOKです。でも、基本があるところには例外もあります。
この場合の例外とは、緊急性を要する質問や連絡、出欠の連絡。こちらに関しては言わずもがなできるだけ早めに返信をしてあげましょう。既読にしたのなら、“しばらく放置する”なんてことはやめて。既読スルーをせず、既読後は即返信することを心がけてください。この場合の即レスは、相手から感謝されるだけでなく、自分の物事を判断するスピードを上げるのにもつながります。

時間帯を気にする

LINEの通知をオンにしている人は多いです。通知方法は人それぞれですが、多くはスマホのホーム画面にぽんとアラートが来るような、プッシュ通知をONにしているのではないでしょうか。夜だとそれによって目を覚ます人も中にはいます。
だからこそ、LINEを送る時間帯には注意が必要です。極端な話かもしれませんが、たとえば早朝4時、深夜2時などは眠っている人が多い時間帯ですよね。相手が確実に起きていることがわかっているなら問題はないとも言えますが、それが不明にも関わらず、自分が起きているからといって送るのはどうかな、と思います。
この時間帯、この人は起きているだろうか。迷惑にならないだろうか。そう自問自答してから、送るかどうか決めてください。その数時間後、その人が確実に起きて活動していると思われる時間帯に送っても、決して遅くはないのです。

まとめ

返信のスタイルひとつにも、その人らしさが現れます。文章一つで「こういう返信をしてくる人なんだな」と簡単ではありますが、送り主のイメージがなんとなく付きます。良い印象になるか、悪い印象になるか……それは自分の返信次第です。
素敵なLINE使いを目指す連載、次回は「気になる相手(片思いの相手)とのLINE」のお作法がテーマです。お楽しみに。

2019.04.28

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記事を書いたのはこの人

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Written by 池田 園子(いけだ そのこ)

岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。 写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子