一緒に暮らしてからケンカばかり。イライラしないための対処法
同棲、あるいは結婚……大好きなパートナーと一緒に暮らす方法は、必然的にこの二通りに絞られてくると思います。同棲にしろ結婚にしろ、大好きな人との生活というのは、夢が膨らむもの。リラックスタイムとは別に、普段と違う顔を見ることができ、彼のプライベートなシーンをひとりじめできることに、なんとなく優越感を得たりして。
ただ、そこで待ち受けているのは、うれしいことや幸せなこと、楽しいことばかりではありません。「ここがイヤだな」「あの癖を直してほしいな」などと、不満やイライラがたまっていくことは、まず当たり前のことなのです。でも、せっかく一緒に暮らしているのにイライラしてばかりでは、おもしろくありません。
イライラしないための心がけ
1. プライベートな時間を確保すること
「お互いが、プライベートな時間を満喫できない限り、相手に対する不満もたまりやすくなるのではないでしょうか」(25歳/ネイリスト/女性)
▽ 心に余裕をつくることが、共同生活を円満に営む最大のコツなのかもしれません。たしかに気持ちに余裕がないと、些細なことに対してもイライラしてしまいがちですものね。
2. トラブルが発生したらその都度解決すること
「なにか起こったら、必ずその都度ふたりで解決策を考えるようにしています。ひとりで抱え込んだり、問題を翌日以降に持ち越したりすると、イライラしてしまうことが多いので」(28歳/フリーランス/女性)
▽ そのときには小さなすれ違いでも、のちに大きな亀裂に発展する可能性もあります。なんらかのトラブルが発生したら、その都度ふたりできちんと話し合って、打開策や解決策を導きだすことが大切です。
3. お互いに“気づかい”をおろそかにしないこと
「多少、相手に対して気にいらないことはありますし、おそらくそれはお互いさまだと思います。許せるところは譲って生活することが大切です」(31歳/編集/女性)
▽ パートナーのことをどれだけ愛していても、もともとは他人同士なわけですから、最低限の気づかいを忘れてはいけません。譲歩できるところで、“相手を尊重すること”を心がけましょう。
“親しき仲にも礼儀あり”――月並みですが、これが基本のルールなのではないでしょうか。
おわりに
いかがでしたか? 共同生活を送っていくうえで、なによりも大切なことは、“お互いを尊重し合うこと”。そして、“コミュニケーションをしっかりと取ること”なのではないでしょうか。
一緒に暮らしていれば、どうしても相手にマイナスな感情を抱くこともあるはずです。それは避けられません。ですが、だからといって否定から入るのではなく、まずはパートナーの個性や才能などの、いいところを認めることが最優先。疑問や不満に思うことがでてきたときには、先延ばしにせず、その都度しっかりと話し合いの場を設けるようにしてみてください。
これらを徹底していくことで、きっとパートナーに対するイライラが、徐々に減ってくるはずです。