なかなか興味深い! 心理学的アプローチで探る恋愛スタイル4つ
一口に恋愛と言っても恋人との関係は人それぞれ、千差万別。それに相手が違えば、接し方や生活パターンも違ってくるでしょう。でも幼児期からの体験などを心理学的アプローチで探ってみると、恋愛スタイルは4つのパターンに分けられると言います。それらは一体どんなパターンなのでしょう?
心理学的に分類する恋愛スタイル
1: すべて思い通りの恋愛でなくても満足度が高い、“安心”スタイル
子ども時代にたっぷり愛情を受けて育ち、周りの人を信頼することを知っていると大人になってからも恋人と安定した関係を築きやすいと言われています。相手に過大な期待を抱かないし、自分の思い通りにいかなくても納得するだけの精神的余裕も備えているので、関係にも波風が立たないのです。
海外の心理学エキスパートによれば、およそ6割ほどのカップルはこの理想的なスタイルを築けていると言います。
2: 一緒にいても心がざわついて落ち着けない、“不安先行”スタイル
他人に対して心を打ち明けるのが苦手で、恋人同士になってもどこか不安感を感じてしまうがこの”不安先行”型。
恋人がいても信じきれなかったり、あるいは反対にひどく依存的な態度になってしまうのが特徴的です。このように恋愛に対して潜在的に不安を感じてしまうのは幼いときに十分な愛情を受けられなかった、ということが考えれます。このネガティブな影響を断つには自己肯定感を高め、”愛される自信”をつけることでしょう。
3: 好きなのに素直になれない、他人との距離を縮めるのが苦手な“天邪鬼”スタイル
好意を感じているのに相手に素直に伝えられない、付き合っていてもどこか身構えてしまい精神的な距離を縮められない、というのは恋をこじらせやすい“天邪鬼”スタイル。
これは幼児期に自分の思いやニーズを満たしてもらえなかった失望感から自分を守ろうとしているのかもしれません。傷つくのが怖くて自分から壁を作ろうとしているのです。相手を翻弄することも多く、まさに精神的ジェットコースター状態となりやすいでしょう。
4: 何をしたいのか自分でもよく分かっていない“カオス”スタイル
恋人がいるのになぜか幸せを感じられないというのは恋愛に何を求め、どうしたいのか自分でもよく分かっていない“カオス”スタイル。
カオスとはつまり混沌、方向性も曖昧で、どんなに素晴らしい相手を見つけてもすぐに不満を覚えたりするようになるでしょう。幼いころに環境の激変を経験したり、つらい経験をしていると、自分が本当に欲しいものが分からない、あるいは分かっていても素直に表現できなくなるのかもしれません。
まとめ
恋愛って大人になって急にできるようになるものでもなく、実は幼児期の体験などが恋人との付き合い方などにも大きく影響しているようです。いい恋愛をするためにはまず自分の恋愛スタイルやパターンを振り返り、また相手がどんな恋愛スタイルやアプローチなのか、よく見極めることが必要そうですね。絶対的な正解なんてきっとないからこそ、恋の悩みもまた尽きないのでしょう。