結婚前に同棲しておいてよかった4つのこと
お互い実家暮らしで結婚するとなると、生活パターンが違いすぎてうまくいかなくなることも。でも、結婚前に同棲してしまうと籍を入れる意味が見いだせなくてそのまま破局するという意見もありますよね。はたして、どちらが正解なのでしょうか。
結婚前の同棲経験者に「同棲しておいてよかったこと」について聞いてみました。
結婚前に同棲しておいてよかったこと
生活リズムが合わないと難しいことが分かってよかった
・「夜勤もある自分と、朝が早く日勤のみの彼。すれ違いで会えないので一緒に住もうという話になったのですが、別々に住んでいたときに比べると時間を合わせるための努力をしなくなっちゃうんですよね。
寝ているのを起こすのも悪いし……と遠慮しているうちに『接点のない同居人』みたいになってしまって、お別れしました」(27歳女性/介護業界)
▽ この方のケースでは同棲が破綻してしまったわけですが、「同棲せずに結婚しても絶対離婚していたと思うので、同棲してみてよかった」と思ったそう。
離婚の原因としても多いのが「すれ違い」。生活パターンが違いすぎると、うまくいかなくなる男女は多いようです。とくに朝起きる時間、夜寝る時間は1~2時間でもズレると仕事に支障をきたすことも。
夜型、朝型の違いを体感できる点と、生活のズレがストレスにならないかを確認できる点では同棲も価値がありますね。
思いやりがある人かどうか見抜けてよかった
・「風邪を引いたときに慣れない料理も頑張ってくれて、彼の思いやりを感じられたのがよかったです。この人なら結婚しても大丈夫そうだと思えた」(25歳女性/ネイリスト)
・「インフルエンザで寝込んでいるのに彼は友達とスノボに行ってしまって幻滅」(25歳女性/インテリア関係)
▽ 体調が悪いときなど、誰かいてくれる安心感って大きいですよね。そんなとき「この人でよかった」となるのか「この人と無理」となるのか答えが分かりやすいでしょう。結婚生活において思いやりって、かなり大事ですからね。
彼の荷物が多すぎて喧嘩に!
・「同棲にあたって新しく部屋を借りたのですが、彼の趣味の漫画とフィギュアが多すぎて1部屋をほぼ占領。ミニマリストの私は物の多すぎる家にイライラするようになってしまい、喧嘩が絶えなくて無理でした」(29歳女性/カフェ勤務)
▽ 片方が実家住まい、片方が1人暮らしで半同棲状態で過ごすのと、実際に2人の荷物を1箇所にそろえて本格的な同棲をするのではやはりかなり違います。
限られたスペースをどう使うのか、相手のために譲り合いの心を持てるかどうか、というところがしっかり見抜けるでしょう。
金銭感覚の確認ができた
・「生活費はお互いの給料から共同財布を作って出し合って、結婚資金も貯めていたのですが、彼が意外と堅実なこともわかったし、金銭感覚にズレがないことが確認できて結婚しても大丈夫だと思えました」(30歳女性/インテリア関係)
▽ 同棲のメリットとして別々に住むより生活費が浮くという点も。結婚資金を貯めたりする間に、お互いの金銭感覚を確認できるのもいいですね。
一緒に住まないと分からないことは多い
同棲した結果、破局を迎えてしまうカップルもいますが「同棲しなければよかった」という意見はほとんど聞いたことがありません。ただ、「結婚を前提にした同棲」がズルズルと長引かないように要注意。
「次の更新のときに付き合っていられたら籍を入れる」など期限を決めて同棲するのもいいと思いますよ。