記念日のお祝いは結婚前後で、どんなふうに変化するの?
結婚前、結婚後を問わず日常生活を送っていく上で必ず訪れるのが“記念日”です。それはむしろ、結婚後のほうが増えることでしょう。なぜなら、二人でお祝いする記念日に、お互いの誕生日だけでなく結婚記念日(人によっては結婚式記念日と入籍記念日を分けることもありますよね)も追加されるからです。
とはいえ、結婚というのは“生活”です。たいていの場合は、独身のころのように自由に使えるお金は少なくなりますし、自由に過ごせる時間も限られてきます。つまり、少なからず記念日の過ごし方は結婚前後で変化してくるものだといえるのです。
互いのスタンスを話し合うことが大切
たとえば、奥さんは「無理をしてでも結婚前と同じように豪華(盛大)に過ごしたい」と思っていたとしても、旦那さんは「ささやかなお祝いができればいいんじゃないかな」と思っている場合もあります。ここがズレてしまうと、それ自体は些細なすれ違いかもしれませんが、だんだんと埋まりきらない溝ができあがってしまうことだってじゅうぶんに考えられるのです。
もしも意見のすり合わせがうまくいかないようであれば、記念日の企画を1年交代で行うなどの打開策をとることをおすすめします。どちらか一方が我慢し続ける生活では不満がつのり、ずっとラブラブで過ごすことなど到底不可能だからです。
先輩夫婦オススメの記念日の過ごし方
なにもヒントがない状態でスタンスを話し合うというのも、なかなか厳しいものがありますよね。普通はどうなの? みんなはどのようにしているの? と、自分たちのスタイルを確立するまでには、このような疑問がつきものです。そのため、先輩夫婦の過ごし方を参考にしてみるのもいいかもしれません。
(1)プレゼントだけは必ず渡す
「食事や過ごし方はお互いの仕事もありますし、子どもの有無などによっても変化するものだと思います。だからこそ、うちはプレゼントだけは送り合うようにしています」(30歳/フリーランス/女性)
▽ 結婚をすると、子どもや親、親戚付き合いなどの用事によって自分たちだけのために時間を使うことが難しくなったりもします。だからこそ、“お互いを思いやる気持ちをモノに込める”という形をとるカップルもいます。
(2)記念写真を撮影する
「独身時代にはできなかったことをしたいと思った結果、うちでは毎年それぞれの記念日ごとにスタジオで撮影をしています」(28歳/塾講師/女性)
▽ これは結婚したからこそできるお祝い方法ですよね! 誕生日、二人の記念日など記念日の内容に合わせてテーマを決めて撮影するのも楽しいかもしれません。
なにより自分たちの軌跡を振り返ることで、パートナーへの感謝の気持ちを再確認することもできそうです。
(3)少し豪華な食事をする
「年に数回の記念日くらいは、節約とは無縁の食事にしたいと思って……」(33歳/医療医務/女性)
▽ 普段の食事にケーキをプラスするだけにしたり、リッチな食事にでかけたり、その時々の状況に応じて決めることで、マンネリ化してしまった夫婦の会話も再びの盛り上がりを見せそうです。
まとめ
ずっと一緒にいると、どうしても“なぁなぁ”になってしまうことも多いけれど、ここぞというときくらいは存分に楽しみたいですよね! リサーチをしてみると、結婚前後で「形は変わっても、お祝いをしないカップルは少ない」みたい。
皆さん、堅実に、それでいてしっかりと記念日を満喫しているようでした。先輩花嫁さんたちの過ごし方、ぜひ参考にしてみてくださいね。